頑張れせいきゅん

イビサに滞在しているときに、今回のディズニープロジェクトを主催しているNPO法人 SMILEJP の『せいきゅん』こと岩崎聖侍さんから1通のメールが届いた。
その内容によれば『自分の信じた方法で、カンボジアの子供たちの未来を考えて、今回の企画をしているんだけれど、あまりの批判の多さに自分が正しいことをしているのかどうなのかわからなくなってきた』と書いてあった。
せっかくフィフォンさんたちにもたくさん動いてもらったのだけれど、やっぱり中止する方向で検討する方がいいのでしょうか・・・?この金額を孤児院に寄付をする方がいいのでしょうか・・・

そんな悲痛な思いが綴られたメールだった。
もちろん今回のプロジェクトに関しては僕は招待を受ける側として動いているので、中止すると言われればそれに対して反論することが出来ない立場であるという前提のもとでだけれど、すぐにせいきゅんと電話で話をすることにした。それは遠く日本に離れていては感じることの出来ない、子供たちの日本へ行くことに対する期待感や、そのことから発生してくる未来への希望や夢など、現地でしか知ることが出来ない『生の雰囲気』を少しでもせいきゅんに伝えたかったからだ。
僕はせいきゅんから批判の内容に関しては一切聞かなかった。聞いても仕方が無いことだし、本人も口にするのも嫌なものもあっただろうから。でもおよその見当はつくし、多分それは『そんな金額があるならば、もっと現実的なことに使いなさい』って言うようなものだろうと思う・・・たった一度だけカンボジアの貧しい子供たちを日本に連れてきて、自分だけがいい気になってるんじゃないのかってことだろう。
でもちょっと考えてみて欲しい。もし、日本のどこかの小学校がNASAから宇宙旅行に招待されたとしたら、僕達はそれを見て「一生にたった一度だけしか行けないのに、子供たちを宇宙に招待するなんて、NASAって本当に最低だ!!」とか「そんな金があるなら子供たちに参考書でも買ってやるべきだ!!」と批難するだろうか?
もしくはたった一度、宇宙に行くために人生をかけて挑んでいるような宇宙飛行士の人々は、現実を見ない可哀想な人々なのだろうか?

僕はそんな自らが夢見ることから逃げてしまって、現実という名の『過去に、どこかの誰かが実現した夢の後追い』だけしか出来ないような連中の話を聞く必要はない、ということを伝えた。日本に居るどこの誰がどんな批難をしたとしても、実際に子供たちやスタッフと直に接している僕が、彼らに今一番必要でせいきゅんにしか出来ないことは今回のプロジェクトだから、どうか頑張って最後までやり遂げて欲しいと・・・
後、残り2ヶ月・・・現地カンボジアでもパスポートの取得などにまだまだ手こずっている状況ではあるけれど、なんとかせいきゅんの想いに応えたい。
頑張ろう!!


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ラッキーかもね(笑)

えーっと、実はよんどころない事情でスペインのイビザ島に来ています
時は去年の夏の話に遡るのですが、僕がカンボジアに来るきっかけを作った張本人でもあり、地雷原へ行って来いなどの無茶ブリを平気でしてくれる、僕の頼れる兄貴分の長江さん「来年の夏はイビザ島に行こう!」と誘われ、軽~い返事をしてしまっていた・・・
(参照)
地雷と長江さん

てっきり忘れているものだと思って安心していたら、ちょうど僕がスイスに行っているタイミングで電話がかかってきた。
「6月の末くらいにイビザに行くことになったから、チケットを取っておくように♪」
「・・・・・・( ̄_ ̄ i)」
いや~っ・・・てっきり油断していました(笑)
しかも今回は先日長江さんと酒を飲んでいるときにうっかり「僕も行きます!」という迂闊な発言をしてしまった、オザも強制参加の憂き目を見ることに相成った。
僕はカンボジアからだし、みんな出発地点も日程もバラバラなので結局現地で合流するということになり、僕はこの時とばかりに溜まりに溜まっていたマイレージを消化して、渡航費を節約することにした♪
バンコク・マドリード間の往復を取りたかったんだけれど、どうしてもその区間の行きだけが取れなかったので、行きはローマ経由でイビザ島入りすることになった。そのトランジットはラッキーなことに経由時間がかなり長い。
これはせっかくなのでローマ観光も済ませてしまおうという目的と、ここ最近の移動の疲れが重なっていたこともあって、絶対に飛行機で寝ないと体が持たないと判断した僕は、またしても睡眠薬の世話になることにした。
はっきり言って普段あらゆる薬を全く飲まない僕は、ことさらに睡眠薬がよく効く。
今回の飛行機はほぼ満席だったため、いつものごとく真ん中の列のシートで横になることも叶わなかったのだが、薬のおかげで到着する前の食事に起こされるまで椅子に座ったまま完全に熟睡していたようだ。
そして、だいたいいつも起きてから数時間は頭がぼーっとしている時間が続いてしまう・・・(その時はしっかりしているつもりなのだが、後でやっぱりかなり抜けていたことに気がつく(笑))

そして今回もやはりかなりボケていたようだ・・・(いつもだろう!というツッコミは無視いたします)
というのも、地図を広げてどこに行こうかと思って思案していたら、親切なイタリア人に声をかけられ、あっという間に腕にミサンガが巻かれ、そして25ユーロ請求されていた(笑)
いつもなら発狂してやるところだが、さすがに睡眠薬は精神安定作用を持っているだけにそうはさせてくれなかったようで、すんなり30ユーロを渡し、しかも後で良く考えてみると釣りをもらうことも忘れていた・・・っていうか、この薬ちょっと効きすぎだよね?(((( ;°Д°))))
いわゆるローマの名所をぐるっと回って、はっきり言ってもう死にそうなくらいクタクタになっていたんだけれど、空港までは電車で帰ろうと決めていたのでローマ駅に向かった。
自動券売機はもちろんイタリア語で書いてあって僕にそんなもの読めるはずも無く、どうすりゃいいんだろうと思案していると、またして親切なイタリア人が現れた(笑)
空港まで行きたいという僕の話を聞いてドンドンとボタンを押して画面を操作してくれるこの親切なイタリア人が『1~4』までの数字が並んだところで手を止めて、「どれ?」と僕に聞いてきた。
確か飛行機の出発はターミナル3だったと覚えていた僕は、ためらいなく「3だ♪」と答えると、画面に42ユーロと価格が表示される。

えらく高いなとは思いつつも、さすがに券売機に騙されることも無いだろうと思ってお金を入れて、その親切なイタリア人に1ユーロを手渡し引きとってもらった。
すると券売機からチケットが3枚出てくる・・・一瞬何のことだかさっぱり理解できなかった僕は、券売機から取り出してシゲシゲとそのチケットを見比べてみて、ようやく自体が飲み込めた!?
『同じチケットを3枚購入してしまっている!』

いやはや、完全に無駄な28ユーロを自分の思い込みのせいで払う羽目になってしまったばかりか、またしても朝のミサンガ事件も頭をよぎり、もう腹が立つやら悔しいやら情けないやら・・・
駅員らしき人に払い戻しを尋ねるとチケットオフィスに行けと言われたが、チケットオフィスは長蛇の列。並んでいたらとてもじゃ無いが飛行機のチェックイン時間に間に合いそうにない。
しかも空港行きの電車が出るホームは更に400mくらい歩いた先にあるらしいので、疲れと腹立ちで多分傍からみればかなり怖い顔をして歩いていただろうと思う(TωT)
フラフラになりながらホームまでたどり着くと、なんとそこにも券売機があるじゃねーか・・・
ここで買えば良かったとか思いながら券売機に目をやると、僕と同じようにチケットの購入の仕方がわからず困っている親子がいた。迷っているということはイタリア人じゃ無いってことだから、英語が通じる可能性が高い♪
そこでおもむろにその親子に近づいた僕は「どこまで行くの?」と聞いてみた。
「空港まで行きたいんだけれど・・・」とそのお母さん。
「ちょうどそれなら話が早い♪ここに間違えて買ったチケットが2枚余っているから、これ売ってあげるよ!」と、とんでも無く訝しげな顔をしている親子に僕の間違えて買ったチケットを見せ
「ほら、ここに空港行きって書いてあるでしょ!僕、イタリア語が読めないから間違ってしまったんだよ。嘘じゃないよ。あっ、あそこに駅員さんがいるから一緒に聞きに行こうよ!ね、ね・・・こっちこっち!!早く~♪」
と半ば強引にその親子を連れて駅員らしき制服の人の元に行き、そのチケットが本当に空港行きのものであることを説明してもらい、まだ半分狐につままれたような顔をしているお母さんから無事28ユーロを受け取ることに成功!

なんとか失敗を一つ取り戻すことが出来た(笑)
ラッキー♪ヾ(@^▽^@)ノ
っていうか、もう当分どこにも行きたいくない・・・いや、本当にヘトヘトだ。(´д`lll)
来週カンボジアに戻ったら、もう9月に日本に行くまで絶対にどこにも行かないぞ!


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応援ありがとうございます

先日、日本に戻ったときに実家に置いてもらっていた衣服なども荷物をEMSでカンボジアに送付した。
ところが昨日、プノンペンにある郵便局本局から電話がかかってきて『税金を払ってもらわなければならない可能性があるので、プノンペンまで来て下さい♪』と告げられた・・・
って簡単に言ってくれるけど、ここからプノンペンまでバスで片道6時間だ。
飛行機で行くっていう手もあるんだけれど、なんだかこんな事のために費用を使うのも癪に障るので、とりあえずバスで行って帰りしんどかったら飛行機にしようなんて考えながら、今朝家を出発した。
ほんでもって郵便局にたどり着くと、税関の係官がやってきて日本から届いているデカイ段ボール箱を僕の目の前で開けて、中身を見ること約5秒・・・
『何もないですね、持って帰って結構ですよ♪』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
こ、これ・・・持って帰るって2箱合わせて50キロくらいあるんですけど、どうしろと???
結局飛行機に乗せるにも、大きさと重さでゴチャゴチャ言われそうだし箱は半分壊れてしまっているし、バスの方が無難だろうってことになって、近くにいたトゥクトゥクの運ちゃんに手伝ってもらってバス乗り場まで運び、シェムリアップにとんぼ帰り。
往復12時間のバス移動はさすがに疲れましたです。
さて、昨日『批判する人々』というエントリーを書いたところ、それを読んでくださった有澤 誠司さんが、さっそくブログで記事にしてくれたばかりか、主催団体のSMILE JPに寄付までしてくださったそうです。
有澤さん、本当にありがとうございます!
有澤 誠司さんのブログ
チェンジメイク-パラダイムシフトによる調和社会-
(紹介記事)
ディズニーランドにカンボジア孤児を招待しよう!
http://ameblo.jp/seiji1217/entry-10570336226.html
他にもたくさんの方々から励ましのコメントを頂きました。
バリ島でオリジナルシルバーを作る、感じる』のBijou さん
ささらの日々是好日』のささらさららさん
Ad Astra☆不思議な日常日記』のmiyakoさん
アメリカ県 ぬーよーく市 楽し荘 3C』の時事問題オタク・えびてんさん
安物買いで銭省こう!』のJASミンさん
Link to Fate』のMakko さん
いつでも途上人・・・・・自分の足で一歩ずつ』のいつでも途上人(繋ぐ社労士)さん
あやめのブログ』のあやめさん
みなさん本当にいつも応援ありがとうございます!
ぜひ、9月に東京ディズニーランドでお会いできることを楽しみにしています!!


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