kengo KITAURA について

AGRIBUDDY LTD. CEO 使用言語 : 大阪語北摂弁、訛った英語、通じてくれないクメール語 元なにわの金貸し&なんちゃってレーサー シェムリアップとラーメン&焼肉を愛してやまない永遠の厨二病。ハプニング体質症候群発症中なので、何をやってもネタを仕込んでいるように思われるようです

北朝鮮に行って来ます

カンボジアには北朝鮮国営の平壌レストランとかいうのが有ったりして、日本で生活しているよりは遥かに身近に北朝鮮という国を感じる機会があるのだけれど、まぁそれでもやっぱりベールの向こう側にある国だということに変わりはないです。

で、まぁ僕は以前から北朝鮮が国を開けばアジア最後のフロンティアになるだろう、なんていう予想をしていて、またそんなこととは別に、あの集団で一糸乱れぬ踊りをしたりするマスゲームを一度観てみたいなとも思っていたので、明日から北京経由で実際に遊びに行ってみることにしました。

実はこれも北京にはイギリス人が経営している北朝鮮専門の旅行代理店なんていうのが存在していて、サクサクとメールと電話の連絡だけで渡航ビザの手配も全部やってくれるということで、想像以上に簡単に北朝鮮を訪問することが出来たりするのですよ。

事前に送られてきたビザはこんな感じ。kengo_visa

パスポートに貼らずに別紙のビザで、そのビザに入国スタンプを押していくってのは、チベットのビザと同じ感じですね。これは旅行代理店から送られてきた写真データなので、実際のビザは北京の旅行代理店に直接行って受け取るようです。そういえば以前ネパールで僕たちがチベット行きのビザを取ったときは、旅行代理店の人が休日なのにも関わらず中国領事館の担当者を酒で接待して無理やり発行させてくれたりして、真っ赤に酔った顔で「頑張って最短期間でビザをゲットしました!」とか言ってたよな(笑)

ネパールの「風の旅行社」のみなさん、あの節は本当にお世話になりました
http://www.kaze-travel.co.jp/nepal

ちなみに北朝鮮旅行の代金には航空運賃のほかツアーの交通費や宿泊・食事、そして手厚い『マンツーマンのガイド』まで、全てオールインクルーシブになっています。通常のパッケージツアーもやっているんだけれど、僕たちはワガママだから他のツアー客と一緒に集団行動的なのはちょっと苦手なので、個人の手配旅行という形にしてもらいました。

アリラン祭の鑑賞は別料金となっていて、今回は大奮発してVIP席にしてみたので最高値の300ユーロ(約4万円)。通常の席なら80ユーロ(1万円)くらいからあるようです。

でもって、旅行代理店では北朝鮮に持っていけるものなんてのも、全てリストアップして教えてくれます。それによると、カメラやビデオはもちろんのこと、最近では携帯電話もその他のモバイル機器も問題なく持ち込めるようになったそうです。さすがに携帯のローミングは無いですが、外国人用のSIMカードも売っています(高いけどw) モバイル・インターネットはさすがに無理っぽいです。なので残念ながらFacebookで平壌なう!とかの投稿は無理です。

ってなわけで、本当に久しぶりにネットから離れた生活を楽しんで来ようと思います♪

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神がかり的選挙結果(暫定w)

なんとも神がかり的な与党63議席、野党55議席という結果(とりあえずの暫定だけどw)に終わった今回のカンボジアの国政選挙。いやはや与党が負けて政権がひっくり返ったり、はたまた与党がボロ勝ちしたりしてたら間違いなく変な騒ぎになってただろうから、なんとも良い塩梅に落ち着いていくれて(とりあえずの暫定だけれどw)良かったよ。

まぁしかし近隣にある共産・社会主義という名の実質的な独裁政権の国々と違って、政権と真っ向から対立する勢力の支持を公然と示してパレードしたり出来るんだから、カンボジアもある意味相当「まともな国」の仲間入りを果たそうとしているのかもしれない。

しかも今回の出来事で、政権与党も国民のご機嫌取りがいかに大切かはさすがにちょっとくらい気が付くだろうから、今までのようなやりたい放題ではなくなって5年後の国政選挙で巻き返しを図るだろうし、野党ももちろん今回の結果で自信を付けて、次こそはと与党の不正を「これみよがしに」指摘にかかるだろう。ってなわけで、近隣の独裁政権国家たちを尻目に、これまたカンボジアが「まともな国」になってしまっちゃうかもしれないw

いや、でもいつも期待ばかりさせては結局グダグダにしてしまうのがカンボジア的お家芸でもあるので、あまり期待するのも危険ですねぇ。。。

なにはともあれ、来月半ば以降に予定されている正式選挙結果発表(っちゅーか、すでに暫定結果が発表されているのに、なんでそんなに無駄に時間がかかるのかが意味不明w)の後までは、まだまだ予断を許さない感じであることは間違いなさそうなので、引き続き注視していきたいと思います。

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ウガンダに驚き。。。

いやはや、ふと気がつけば約ひと月もブログを更新してなかったよ。これは限りなくこのままブログを休止してしまう悪しき兆候なので、カンボジア総選挙前でやることが何もないこのタイミングを狙って、しれっと随分前のアフリカ旅行の話の続きを書いてみようと思います(笑)

ザンジバル島を定期航空路線の飛行機に乗って後にした僕たちは、ダル・エス・サラーム空港でもう少し大きな飛行機に乗り換えてからウガンダに向かいました。IMG_1286

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もはや僕の中ではウガンダなんて「誰かそこ出身の芸能人が居なかったっけ?」といった程度の情報しかありません。ネットで調べてもゴリラに会いに行くツアーがどうこう、とか、次に行く予定のルアンダ(こちらはもっと情報が少なかったが)とほぼ変わらないような内容のものしか見当たりませんし。いわゆる完全ノーマークで、たまたま東アフリカを周遊しようとしたら近くに有ったから、という理由の一点のみを以って行くことを決めた国、でした。

ところが。。。。

なんでもウガンダって国は、第二次世界大戦中に当時は宗主国でも有ったイギリスからアフリカの真珠などと呼ばれていて、ドイツ軍の猛攻に耐えかねたチャーチル首相がロンドンから一時首都を移動させることすら考えた場所だったってことで、そりゃぁもう、とっても緑が美しくて僕が想像していたアフリカイメージの「汚い、危険、乾燥、暑い、ひび割れた台地」なんてものがどこにも見当たりません。IMG_1297

っていうか、空港から首都のカンパラまでの30キロの区間にゴミなんて全く落ちていない。道の横は巨大なビクトリア湖が見えていてこれまたとっても美しい。しかも標高1600mくらいの高地にあるため、夜になると涼しくて上着を羽織るような快適な気温。人々はみんななんだか物静かで物腰も柔らかい。肌の色はエチオピアでは茶褐色、タンザニアは僕たちがよく見かけるような黒だったのに対し、ウガンダの人は本当に黒い。なんていうか黒褐色とでもいうのだろうか、明らかにまた違った人種で、やっぱり一括りにアフリカ人とか言ってちゃダメだなぁなんて思ったりしました。

未だに国家レベルでは、神の抵抗軍LRA(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E3%81%AE%E6%8A%B5%E6%8A%97%E8%BB%8D)との紛争も完全には解決しておらず、国土の一部には外務省から渡航延期勧告が出されていたりしているけれど、首都カンパラとその周辺に関しては非常に穏やかで、治安も良くそして美しく何よりもこれから伸びるという勢いに満ちた国でした。

この周辺の雰囲気なんて、シンガポールの郊外とかマレーシアのどこかだって言われても信じてしまいそうな感じです。カンボジアは完全に負けてますね。。。IMG_1304

首都近郊の見どころとしては、ナイル川の源流があるジンジャという場所があり、ここまでの道のりには広大な茶畑とサトウキビプランテーションが広がっています。カンボジアで農業をやっている僕としては、これに関してもウガンダの将来性に興味津々です。IMG_0389

この景色なんて人が写ってないとまるでカンボジアの農村部ですねIMG_0395

こうやって人が移りこむと全く違いますが(笑)IMG_0398

ナイル川源流の湖畔はウガンダ国内のみならずアフリカはおろかヨーロッパ諸国の成功者たちの別荘地になっています。IMG_0401

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もうすでにこの周辺の地価も結構いいお値段を言ってました。今後もっと値上がりしても全く驚かないので、お金持ちの人買っておけば良いかもです(笑)

というわけで、最後はいつものご当地ビール、今回もやっぱりそのままズバリ「ナイルビール」IMG_1298

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