なんとも神がかり的な与党63議席、野党55議席という結果(とりあえずの暫定だけどw)に終わった今回のカンボジアの国政選挙。いやはや与党が負けて政権がひっくり返ったり、はたまた与党がボロ勝ちしたりしてたら間違いなく変な騒ぎになってただろうから、なんとも良い塩梅に落ち着いていくれて(とりあえずの暫定だけれどw)良かったよ。
まぁしかし近隣にある共産・社会主義という名の実質的な独裁政権の国々と違って、政権と真っ向から対立する勢力の支持を公然と示してパレードしたり出来るんだから、カンボジアもある意味相当「まともな国」の仲間入りを果たそうとしているのかもしれない。
しかも今回の出来事で、政権与党も国民のご機嫌取りがいかに大切かはさすがにちょっとくらい気が付くだろうから、今までのようなやりたい放題ではなくなって5年後の国政選挙で巻き返しを図るだろうし、野党ももちろん今回の結果で自信を付けて、次こそはと与党の不正を「これみよがしに」指摘にかかるだろう。ってなわけで、近隣の独裁政権国家たちを尻目に、これまたカンボジアが「まともな国」になってしまっちゃうかもしれないw
いや、でもいつも期待ばかりさせては結局グダグダにしてしまうのがカンボジア的お家芸でもあるので、あまり期待するのも危険ですねぇ。。。
なにはともあれ、来月半ば以降に予定されている正式選挙結果発表(っちゅーか、すでに暫定結果が発表されているのに、なんでそんなに無駄に時間がかかるのかが意味不明w)の後までは、まだまだ予断を許さない感じであることは間違いなさそうなので、引き続き注視していきたいと思います。