香港大好き

久しぶりにちょこっと香港とマカオに行ってきました。

主な理由はどうしても美味しい中華が食べたかったからなんだけれど、行ったからには何らかの仕事もして帰りたいというのもあって、香港に住んでいる知人にコンタクトを取って会ってみたりもしてきたのですよ(笑)

まぁしかし、中国人は元気があるね~。 特に香港やマカオだからっていうこともあるんだろうけれど、全身ブランド品に見を固めた親子連れの軍団を何度も目にすると、(それがカッコイイかどうかは別にして)きっと日本人も20年前はこんな感じでパワフルだったんだろうなと思わずにはいられなませんでした。

僕なんかは最近東南アジアでも特にゆったりと時が進むカンボジアの、その中でも特別空気が緩いシエムリアプに馴染みすぎてしまっているので、あの中国人独特の激しさと忙しさと喧しさとぶっきらぼうさに慣れるまでに軽くヘトヘトになったけれど、それでもやっぱり優等生な雰囲気のシンガポールよりも、カオス感丸出しの香港の方が好きなのは、大阪出身だということが大きく影響しているのかも知れない(笑)

で、実は先日のブログエントリでも書いた僕達HUGSの農場で育てているキャッサバ、これを中国に輸出したいと考えています。このキャッサバっていうのは芋の一種で、日本では名前を聞いたことない人の方が多いだろうけれど、実は飲み物などに入ってたりする『タピオカ』の原料というのがこれです。その他には(っていうか主には)タピオカスターチというでん粉や、バイオエタノールの原料としても大量に消費されている、アジアを代表する農作物なのです。

近隣諸国のタイやベトナムには遅れを取っているものの、最近カンボジアでもキャッサバの作付面積が飛躍的に伸びているんだけれど、収穫されたキャッサバのマーケットが国内に殆ど存在していない・・・。 実際、国内で買い取られたキャッサバも仲買人の手によってタイやベトナムに輸出され、そこで加工された製品が最終的には中国に輸出されているのが現状です。

であるならば、僕達がカンボジアで育てたり買い取ったりしたキャッサバを、カンボジア国内で加工して、最終マーケットである中国に直接輸出したほうが絶対にいいよねってことに当然なるわけで、今回の香港ではそんな可能性の一端を探りたいと思っていました。

結果から言うと、僕の知人は大陸(中国本土)との取引にはあまり強くないってことでした。 取引まで持ち込むことはそんなに難易度は高くないだろうけれど、支払い条件など細かい詰めや、その後のトラブルが起きた場合の対処などと考えると、やはり相当な経験を積んでいるような人を介したほうがいいっていうアドバイスだった。

そうか・・・。 そうだよな~。。。
ってな訳で、中国への輸出に長けている人や、台湾との強いコネクションをお持ちの方、もしくは台湾人で本土との取引に長けている様な方を大募集いたします!!
超強力大募集です!

「自分はそうじゃないけど知り合いに居るよって」いうような情報でももちろん構いませんので、ぜひご連絡くださいまし♪
ちゅーか、やっぱ香港の夜は綺麗だよな~。 僕みたいな素人が撮ってもこのとおり。 香港いいな〜
HOn 079

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水が・・・

さて、前回このブログで井戸を掘ったけれど水が出ないというところまで紹介させてもらった、司法書士法人新宿事務所 スタッフ佐藤さん達の出資する養豚場。
(参照記事)
・誰か僕の咳を止めてください
http://hugs-int.com/kengo/archives/1273
・新しいプロジェクト
http://hugs-int.com/kengo/archives/1257

いろいろな井戸掘り業者を当たってみたけれど、想定していた予算内ではどうにもこうにも井戸を掘ることが出来なさそうなので、一旦それは諦めてダラのオヤジさんが生活用に使うために水を貯めている貯水池から、当面の豚舎用の水を使わせてもらうことにしました。

これがその貯水池。

調べてみたところこの近辺の村では地下水汲み上げポンプ式の井戸は二ヶ所しか無く、それを近隣住民で少しづつお金を出し合ってメンテナンスしながら使っているとのこと。

基本的にこの近所の人が呼んてる井戸って言うのは、地面を深く掘って雨季の雨水を貯めて使う下の写真のようなやつのことを言います。


いやマジで水がないってのは大変だね。日本は一つの島国で、山がたくさんあって雨も降るし雪解け水も有るし、本当に恵まれてるとつくづく思うよ。

さて、そんなわけで早速スタートするための母親豚10頭を調達し、無事に豚舎に収納されました。

種オス豚もレンタルしてきて、発情が来た順に種付けをしていく。 現在すでに6頭の種付けが完了し約4ヵ月後の出産を待つばかりとなっています。

こやつが種オスくん。キン◯◯が想像以上にでかくてビックリした。 っていうか笑った(笑)明らかに常にあちこちにぶつかりそうな位置に付いているんだけれど、豚は当たっても痛くないんだろうか?男の痛みを知る僕としては想像もしたくないなぁ・・・

何はともあれ種オス君、後残すところ4頭、頑張ってくれたまえ。

ところでさっきの貯水池。 現在の水位はどんなもんかと見に行ってみてビックリしました。


すでに1.5mから2m近く水位が下がってしまってるじゃないか・・・ うーん、こりゃあ早急にどうにかしなけりゃならないかもな~。

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億万長者になりたいですか?

今日の東京工業品取引所の原油先物が朝の寄り付き段階で価格が急騰し、サーキットブレーカー(市場価格が急騰、急落した場合に発動される一時的な取引中断措置)が発動されました。理由はここ最近の中東情勢不安、特にリビアの問題が大きく影響しているようです。

リビアでは政府軍が自国民のデモ隊に機銃掃射したり、果てには空爆までしたりと、およそ平和ボケした我々の脳みそでは想像も出来ないような悪魔の所業がなされているらしい。まぁでも僕は国家というものは多かれ少なかれそういうものだと思っています。大統領や王様やその他名前や肩書きはなんでもいいけれど、いわゆる首長が先頭に立って戦ったり泥水をかぶったりしたっていうのを寡黙にして聞いた事がない(笑)

まぁそれはさておき、こうなってくると原油価格に釣られて高騰してくるものがある。まずは穀物ですね。今の世の中で燃料を使わずに生産できるような穀物など存在しない。実需だけでなく価格が上がるとそこに投機資金も流れこむから、おのずと価格が上昇するということになってます。

穀物価格が上昇すれば、それらから作られた飼料を食べて育つ畜産類の価格ももちろん上昇するので、食料品すべての価格がどんどんと高くなっていく。

今回のリビアの反政府デモの前に行われたエジプト革命は、そもそも食料価格の高騰に怒り狂った市民の行動が発端だったそうだけれど、その結果原油価格が上昇し結局さらには食料品の価格上昇にまで影響を及ぼすことになるのならなんとも皮肉な話ですね。

穀物価格の上昇要因のもう一つは、トウモロコシなどがバイオフューエルの原料としても高く売れるので、その他の食用農産物の生産を止めてしまうことも挙げられるでしょう。原油価格がこうなってくるとさらにその傾向は加速しそうな勢いです。

そういえば以前ヴァージングループ会長のリチャード・ブランソンが本に書いていたけれど、実はマリファナがバイオフューエルの原料としては最適だそうだ。どんな環境でも容易に栽培できて年間何毛作も出来る。トウモロコシなんぞを使うよりもよっぽどコストが安く、本当の意味でエコになるそうだ。

彼が言うには『もしアメリカでマリファナが禁止されていなかったら、我々は今頃化石燃料を使う必要が無かったのではないだろうか』ということです。それくらいマリファナはバイオフューエルの原料として適しているらしい(笑)ちなみにイングランド銀行をぶっ潰した世紀の投機家ジョージ・ソロスもマリファナ合法化推進団体に100ドルを寄付したりしていることからも、さもありなんという感じですね。

マリファナは吸うと気持よくなるからと言う理由で法律で厳しく禁止されている訳だけれど、酒が良くて大麻が禁止されている合理的な理由は今以て僕にはさっぱりよくわかりません。中毒性・常用性・過剰摂取による中毒死・精神錯乱・記憶障害、etc・・・これらはすべて酒によって引き起こされる症状です。こんな強い作用を人体に及ぼす酒が合法で大麻が違法な理由が、どこか他にあるんじゃないかと疑ってしまいたくなるようなエピソードであることだけは確かだよねぇ。

もちろんどんな理由であれ法律で禁じられている以上大麻を栽培する事は出来ないけれど、今、バイオフューエルの原料となる換金作物を栽培する農業が脚光を浴びている。先日書いた『ランドラッシュ』でも触れたけれど、農地を制し食料生産の根元を押さえていくことが次の時代の勝者になることは間違いないだろう。
(参照記事)
・ランドラッシュ
http://hugs-int.com/kengo/archives/1277

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