アンコールワット・イベント

実は今年に入ってからずっと進めてきていたプロジェクトがある。
友人のモーリスとタケと一緒にカンボジアでチャリティーイベントをしよう、それも極力サプライズでビッグなイベントにしたいなっていう話から、アンコールワットをイベント会場に使いたいという計画が立ち上がった。
そもそもモーリスは2006年と2007年にマイケル・ジャクソンを日本に連れてきたポジティブプロダクションの社長で、当時マイケルと子供たちを日本の孤児院『星美ホーム』に連れていった実績もある。
(参照)
・マイケル・ジャクソン

http://hugs-int.com/kengo/archives/1052
そこでモーリスが、「マイケルの子供たちの呼び掛けで、マイケルの誕生日である8月29日にこのイベントをやれたら最高じゃない?」っていう提案をしてくれ、マイケルが一番みんなに伝えたかった『LOVE』をテーマにした、『Message of Love』企画をスタートさせることになった♪
この企画はマイケルの意志を継ぎ、世界にLOVEのメッセージを発信出来るアーティストをアジア各国からアンコールワットに集めて、チャリティーイベントを行うっていうプロジェクトなんだけれど、なによりアンコールワットをイベント会場にできるのかどうかが、まずは最初の勝負の分かれ目だ。

時間的にも余裕がなくギリギリいっぱいの僕たちは、急遽カンボジアに飛んで現地アンコールワットの視察を行った後、知人の紹介でカンボジア政府にラインをつなげることが出来そうな人を紹介してもらった。
(参照)
・時間がない
http://hugs-int.com/kengo/archives/1072
・特急カンボジア旅行
http://hugs-int.com/kengo/archives/1074

その人達もモーリスの素晴らしいプレゼンのおかげで大いにこの企画の趣旨に賛同してくれ、全力を持ってアンコールワットの使用に関する権限をもっている政府高官達を説得しに行動すると約束してくれた。
と、まぁここまでが前回迄のお話・・・
次回に続きます( ̄▽+ ̄*)


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クラウドの時代

ちょっと前からクラウドコンピューティングなんていう言葉が方々で聞かれるようになってきて、本屋(最近行けないのでストレスだ・・・) でもそれに関連する書籍がたくさん売られているようだ。


ここで少し突然冒頭から話が脱線するけれど、ipadって実際どうなんだろう?まだ実物を見たことも触れたことも無いんだけれど、電子書籍がドンドン増えてくれるのに関しては本当にありがたい。
ブログなどでもお薦めの書籍なんていうのが載っていると、読みたい衝動にかられるんだけれどすぐに手に入らない環境なのでついつい諦めてしまう・・・
と言っても、まだ電子書籍自体少ないんだろうか?


で、話は元に戻ります・・・(笑)
このクラウドコンピューティングに限らず最近のコンピューターや世界の大きな潮流は、いかに物理的・空間的制約を飛び越えるのかということに注力されているんだと思う。
このブログもそうだけれど、Facebookやツイッター、スカイプ等々、いつでもどこでもリアルタイムにどれだけたくさんの人と繋がることが出来るのか、ということが最も重要な開発要素になっている。
実際に僕なんかは『これらのツールが全て今存在しなかったとしたら、ここでこのように色々なことが出来たのだろうか』と想像すると、無理だろうという思いを通り越してゾッとしたりする・・・


僕が思うに、実のところこれらのサービスの恩恵をより多く受けるのは、先進国の都心部ではなく僕が今居るような『世界の片隅』なんじゃないだろうか。
例えば東京の都心に住んでいるってことは物理的な制約がとても少ない。
人と実際に会う、手に入れたいものを探す、ミーティングをする、セミナーに行く、学校に行く、会社に行く・・・全てが手を伸ばせば届く範囲に物理的に揃っている。


翻って今の僕の状況で言うと、まず日本にいる人達と物理的に会うわけにはいかないし、直接何かを手渡す事も、どこかのオフィスに訪ねて行くこともすべて出来ない。
一昔前ならこの状況で自分の意志を誰かに伝えたいと思えば、国際電話か手紙しか手段が無かった訳だけれど、今は本当にたくさんの手段が整えられてきている。


と言うことは、僕が今から最も力を入れて取り組むべき課題というのは、このような物理的に離れた場所からいかにして日本にいる人と同じようにコミュニケーションを取り、同等かもしくはそれ以上の成果を挙げるのかという事なんだろうと思う。
例えば実際のミーティングにバーチャルで参加するとか、共同プロジェクトを立ち上げていくとか・・・


幸いうちの孤児院のサポートに携わっている人は多国籍に別れているので、スカイプを使ってどこまで密なコミュニケーションを図ったり、海外から大人数の子供たち相手に授業が出来るのか、ということや、運営管理プログラムそのものをクラウドに構築して、ボランティアのスケジュール管理や子供たちの学習・健康管理、学習プログラムの作成などを行うことが出来るように作り始めている。
もちろん大きな教育組織はすでにこんなこと当たり前にやっているだろうが、まだまだカンボジアの孤児院レベルではやっているところは無い。
うちで成功すれば、よその孤児院やフリースクールにもドンドンとこのサービスを提供して、物理的制約を超えた支援環境を構築するつもりだ。


現在推し進めている、カンボジアの子供たちを東京ディズニーランドに招待しようプロジェクトは、このようなバーチャルなクラウド(雲)の中でつながり合った、日本の人々とカンボジアの子供たちが物理的に出会い、またその後クラウドの中で以前より強固なつながりを構築するという壮大なプロジェクトだ。
(参照)
・ディズニーランドプロジェクト動画
http://www.smile55.org/


このプロジェクトを通じて、今まで双方がバーチャルなイメージでしか抱いていなかった臨場感が一気にリアルなものへと切り替わるはずだ。
実際に目の前に現れるんだから当然だよね(笑)
そして一度リアルに感じることが出来た臨場感は、常に現実に存在するものとして認識されることになるので、その後のお互いのバーチャルな結びつきは、感情が通じ合うすばらしくリアリティーのあるものになる。


クラウドコンピューティングという超デジタルなツールを使って、どこまで新たなアナログ的で血の通ったつながりを構築することが出来るのか。
ぜひ多くの人にディズニープロジェクトの参加を通じて、世界が変わっていく瞬間に立ちあって頂きたいと思います!



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米咲のおかあちゃんがすごい件

アンコールワットのある街シェムリアップには、たぶんみんなが思っている以上にたくさんの日本料理店があるみたいだ(僕はあんまり行ってないからよく知らないが・・・)
その中でも絶対に誰もが知っているだろうと思われる店が『米咲』(まいさ)だろう。
日本人は経営者のおばちゃん一人で、他は全て現地の女の子を使って切り盛りしている。


最初僕はこのオカンが歳の頃で言うと65歳くらいかなって思っていた。
ちゃきちゃきしているし、先日も「今朝バンコクまで食材の買いつけに行って、氷がとけるとアカンから夜中に車を走らせて帰って来たばっかりなんよ。だから昨日から寝てないの♪」なんて話してくれるくらいのタフネスぶりだ。が、元々は大阪出身だというそのオカン、ほら、私が子供の頃は戦争で疎開せんとアカンかったから、小学校4年の時に戦争が終わるまでは海の近くの田舎で育ったんよ」と言っている・・・( ̄Д ̄;;


そ・・・疎開っすか?ってあんた一体おいくつですか?(((( ;°Д°))))


なんと75歳って言うじゃないか・・・
毎月2回はバンコクまで陸路で食材を買い付けに行くこの人は、東南アジア歴30年近い超ツワモノだった。
そもそもはご主人が亡くなったのを機会にマレーシアのKLに移り住み、10年ほど前からこのシェムリアップに越してきたそうだが、別に英語が達者なわけでもなく、今以てカンボジアの言葉『クメール語』なんて全然話せない。


本人に言わせると「ええねん。大阪のおばちゃんはそれで」って言う事になる(笑)
やっぱり以前に僕もブログに書いたけれど、これからの時代アジアに出るには、いや世界と渡り合うには関西人の方が絶対に強いな、と改めて思った瞬間だった♪


(参照)
・頑張れ関西人!
http://hugs-int.com/kengo/archives/1048


従業員の女の子はもちろん全員日本語が話せる。
しかも『はる』だとか『まい』だかいう名前で呼ばれている・・・「クメールの名前、何回聞いても覚えられへんから日本語の名前つけたってん。これやったら覚えやすいから♪」
すげー自由だ(笑)


毎年ハワイに5月に行くのが恒例になっているらしく(高野山真言宗の集まりがあるそうだ)、「そこでNYやヨーロッパに住んでる友達と会うのが楽しみやねん」と言っている。
しかもすでに自分のお墓をハワイに購入してあるらしく、これまた「NYの友達と海が見える場所で隣同士。ズラッと横1列みんな友達やで♪」・・・うーん、なんだか羨ましいぞ


店の売上と年金があるから、それで毎年贅沢は出来ないけれど日本に数回帰って娘さん(といっても50歳を過ぎているそうだ)に会うのと、このハワイ行き、それに世界のあちこちにに住んでいる友達(今はヨーロッパ)を訪ねて、数週間列車や車で国境を超えてウロウロするくらいは出来るんだそうだ。
話を聞いていても、彼女の頭の中に国境と語学と年齢の壁が全くないことが伝わってくる。
「近所の韓国料理屋のママさんとも友達やけど、私カムサムニダとアニョハセヨしかしゃべられへんねん(笑)うちの女の子がびっくりしてたわ(笑)」と、まぁ万事こんな具合だ・・・


たぶん、このおばちゃんと同じ歳でもっともっとお金を貯めている人はたくさんいるだろうと思う。
それに地位や名誉がある人も、もちろんたくさん・・・
でもこの歳で、これくらい今現在も人生を楽しめている人ってどれくらいいるんだろう?
だって30代(後半だが(笑))の僕をつかまえて、僕が面白いと思える話が出来るんだよ?
先日書いた僕的貧困の定義のとおり『充実した1秒1秒の積み重ね』の多さが、今のこの人を作っているんだなって改めて思った。
・僕的貧困の定義
http://hugs-int.com/kengo/archives/1137


いや~またしても一人、尊敬する人が現れた・・・
僕もこんなカッコいいジジイになれるようにガンバロウっと(o^-‘)b



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