ちょっと前からクラウドコンピューティングなんていう言葉が方々で聞かれるようになってきて、本屋(最近行けないのでストレスだ・・・) でもそれに関連する書籍がたくさん売られているようだ。
ここで少し突然冒頭から話が脱線するけれど、ipadって実際どうなんだろう?まだ実物を見たことも触れたことも無いんだけれど、電子書籍がドンドン増えてくれるのに関しては本当にありがたい。
ブログなどでもお薦めの書籍なんていうのが載っていると、読みたい衝動にかられるんだけれどすぐに手に入らない環境なのでついつい諦めてしまう・・・
と言っても、まだ電子書籍自体少ないんだろうか?
で、話は元に戻ります・・・(笑)
このクラウドコンピューティングに限らず最近のコンピューターや世界の大きな潮流は、いかに物理的・空間的制約を飛び越えるのかということに注力されているんだと思う。
このブログもそうだけれど、Facebookやツイッター、スカイプ等々、いつでもどこでもリアルタイムにどれだけたくさんの人と繋がることが出来るのか、ということが最も重要な開発要素になっている。
実際に僕なんかは『これらのツールが全て今存在しなかったとしたら、ここでこのように色々なことが出来たのだろうか』と想像すると、無理だろうという思いを通り越してゾッとしたりする・・・
僕が思うに、実のところこれらのサービスの恩恵をより多く受けるのは、先進国の都心部ではなく僕が今居るような『世界の片隅』なんじゃないだろうか。
例えば東京の都心に住んでいるってことは物理的な制約がとても少ない。
人と実際に会う、手に入れたいものを探す、ミーティングをする、セミナーに行く、学校に行く、会社に行く・・・全てが手を伸ばせば届く範囲に物理的に揃っている。
翻って今の僕の状況で言うと、まず日本にいる人達と物理的に会うわけにはいかないし、直接何かを手渡す事も、どこかのオフィスに訪ねて行くこともすべて出来ない。
一昔前ならこの状況で自分の意志を誰かに伝えたいと思えば、国際電話か手紙しか手段が無かった訳だけれど、今は本当にたくさんの手段が整えられてきている。
と言うことは、僕が今から最も力を入れて取り組むべき課題というのは、このような物理的に離れた場所からいかにして日本にいる人と同じようにコミュニケーションを取り、同等かもしくはそれ以上の成果を挙げるのかという事なんだろうと思う。
例えば実際のミーティングにバーチャルで参加するとか、共同プロジェクトを立ち上げていくとか・・・
幸いうちの孤児院のサポートに携わっている人は多国籍に別れているので、スカイプを使ってどこまで密なコミュニケーションを図ったり、海外から大人数の子供たち相手に授業が出来るのか、ということや、運営管理プログラムそのものをクラウドに構築して、ボランティアのスケジュール管理や子供たちの学習・健康管理、学習プログラムの作成などを行うことが出来るように作り始めている。
もちろん大きな教育組織はすでにこんなこと当たり前にやっているだろうが、まだまだカンボジアの孤児院レベルではやっているところは無い。
うちで成功すれば、よその孤児院やフリースクールにもドンドンとこのサービスを提供して、物理的制約を超えた支援環境を構築するつもりだ。
現在推し進めている、カンボジアの子供たちを東京ディズニーランドに招待しようプロジェクトは、このようなバーチャルなクラウド(雲)の中でつながり合った、日本の人々とカンボジアの子供たちが物理的に出会い、またその後クラウドの中で以前より強固なつながりを構築するという壮大なプロジェクトだ。
(参照)
・ディズニーランドプロジェクト動画
http://www.smile55.org/
このプロジェクトを通じて、今まで双方がバーチャルなイメージでしか抱いていなかった臨場感が一気にリアルなものへと切り替わるはずだ。
実際に目の前に現れるんだから当然だよね(笑)
そして一度リアルに感じることが出来た臨場感は、常に現実に存在するものとして認識されることになるので、その後のお互いのバーチャルな結びつきは、感情が通じ合うすばらしくリアリティーのあるものになる。
クラウドコンピューティングという超デジタルなツールを使って、どこまで新たなアナログ的で血の通ったつながりを構築することが出来るのか。
ぜひ多くの人にディズニープロジェクトの参加を通じて、世界が変わっていく瞬間に立ちあって頂きたいと思います!
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バーチャルで便利になった反面、
実感がえられなくなってしまいます。
バーチャルだけに浸りすぎると、
とても恐ろしい結末を生むことにつながります。
ディズニー計画のように、
リアルで実感できる仕組みは、
ものすごく重要だと思いますね。
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私もバーチャルだけには危険性を感じますが、このようにリアルも伴うプロジェクトは素晴らしいと思います。
何よりも子供達が広い世界を知り希望を持てるところがすごくいいですね☆応援してます♪
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>肩書きコンサルタント☆小澤直人さん
バーチャルにも大きく分けて2種類あると思います。
1つはゲームのような、相手が実在しないもの、もうひとつが今回記事にさせていただいたような、生身の相手が存在するもの。
仰る通り、僕はこの生身の相手が存在するバーチャルを、血液の通ったリアルなものにすることが、とても重要だと感じています。
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>ささらさららさん
何よりも希望を実際に体験させるということが、一番大きな支援になるだろうと僕は思っています。
それもこれもこのバーチャルツールがその窓口をこじ開けてくれたという事実が、僕が思うこれからのバーチャルのあり方だと思います♪
応援ありがとうございます!