農場の風景

HUGSで農業を開始して早2年、紆余曲折ありながらもどうにかこうにか農地を広げ、現在考えられる中でベストな農場を確保することが出来るようになりました。

【紆余曲折の軌跡w】
(候補地選定まで)
文明の利器
http://hugs-int.com/kengo/archives/1278
(農地開墾作業)
こんな感じでやってます
http://hugs-int.com/kengo/archives/1289
(作付)
前回の続きのお話
http://hugs-int.com/kengo/archives/1290
(その後も色々と・・・)
芋ドロボウをとっ捕まえましたw
http://hugs-int.com/kengo/archives/1302

などなど、こんな具合にここカンボジアでおよそ1000ヘクタールの農場を確保して事業を行なっています。さて、本日はそのHUGS Agricoが運営している農場のうち400ヘクタールの区画の映像を、HUGS広報担当シンペイくんが作成してくれたのでぜひ御覧ください。

ちなみにこちらはシンペイくんのブログでーす。
洋行 カンボジア
http://hugs-int.com/shimura/

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ウソかマコトか?

さて、本日午前2時12分をもってようやく名実ともに蛇年入りしたカンボジアですが、僕にとってもはいつもよりも若干暇な日曜日というだけの一日なので、普段通りジムにトレーニングしに出かけました。そもそも日本ですら元旦当日はあらゆる場所が休みになるので、僕もコーチもさんざんジムの人に「クメール正月の間も開けているのか?」「本当のホントに??」と確かめ、明確な返答を何度ももらった上での話です。

まぁここまで書けばもう結果はおわかりでしょうが、キッチリとジムは閉まっていました。しかも表の張り紙には今日から4日間お休みしますと書いてあります(笑)

ちなみに普段からカンボジアに暮らしていると、こんなことは日常茶飯時に起こります。誰もが胸を張ってしっかりと約束してくれたことも、それがきちんと履行される可能性は限りなく低いです。たまに破られる、ではなく、殆ど守られる事がないというくらいの確立で約束は無かったものになってしまいます・・・

例えば今回のジムの件のような出来事は日本的な感覚で言うと「嘘をつかれた」ということになりますが、カンボジア的な感覚では「嘘を言ったわけではなく状況が変わっただけ」ということになります。僕はいつもこの「嘘」というものについての考え方の違いは、カンボジア人と日本人という場合のみならず、日本人同士でもよく戸惑いを隠せない感覚に陥ることがあります。

そもそも嘘には大きく分けで2種類あると思っているのですが、そのひとつは『誰かを騙してやろう』と企むとか『明確な意思を持って隠し事をする』というような積極的な嘘です。このタイプの嘘はもちろん言うまでもなく最悪です。そして僕は基本的にこういうタイプの人が嘘をつかなくなることはあり得ないと思っているので、出来る限り付き合いを避けることにしています。

そしてもう一つが『約束を果たすことが出来なくなってしまった』とか、『敢えて聞かれなかったから言わなかった』いう消極的な嘘です。ちなみに世の中の男性のほとんどは浮気に対する嘘は、この消極的な嘘に該当すると思っているのではないでしょうか(笑)

さて、厄介なのはこの消極的な嘘というやつで、そもそも出来ない可能性の高い約束をした時点で僕は積極的な嘘に該当するのでは無いか、と思うのですが、約束した方はその時は出来ると思ってしまっている、ということなのです。その出来ると思った理由を問いただし始めると、そこには人それぞれの調査能力とか知識とか問題解決能力とか、要するに相手の力量に大きく依存してしまうわけで、結果としてある一定の力量や実績がある人以外の約束は、最終的に消極的な嘘になってしまう可能性が高いということになります。

この消極的な嘘について、これは「仕方が無いことだ」と教えられて育った人と、「消極的であってもそれは嘘なのだから、最大限の力を持ってして回避しなければならない」と教えられて育った人との間には明確な差があります。結局のところ、上に書いたような力量や実績がある人というのは、消極的な嘘になってしまいそうな状況を「どうにかしてでも嘘にならないようにする」ということをやってきた人になるのでしょう。

そんなわけで、「約束を守れないのは仕方がないことだ」と考えている人が多数のカンボジアでは、積極的に騙しにかかってくることはあまり無いのでついつい油断しがちですが、日常的に消極的な嘘は蔓延しています(笑) 僕もこのカンボジア的『消極的な嘘だらけの世界』に感化されること無く、精進しなければと思う次第です。。。

こちらは以前、日本人のウソについて書いたエントリーです
カンボジアスタディーツアー2011
http://hugs-int.com/kengo/archives/1258

アジアの一地方としての日本
http://hugs-int.com/kengo/archives/1239

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新年の抱負(もちろん3度目w)

最近身体がすっかりとナマってしまって、あろうことか腹もちょぴりと出てきたような体系になってきたので、心機一転もう一度鍛え直そうと現地ローカルのジムに通い出しました。

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このジム、ご覧のようにかなりの機材が揃っているにも関わらずお値段は1回2000リエル(約50円)という、とんでもなく財布に優しい価格設定になっています。しかもこれは僕のような外国人価格で、現地の人々はその半額だっていうんだから、一体全体どうやって儲けているのか全くわかりませんが、ありがたい話です。

そんな素敵なジムなのですが、なんとここにはプロのトレーナーまで存在しているのです。これまた価格はびっくり1時間たったの10ドル。ちなみにこのトレーナーはハワイ出身の日系アメリカ人2世なのですが、全く日本語は話せず英語ネイティブというオマケ付き。そう、このトレーナーを付けてエクササイズをするともれなく1時間の無料英会話レッスンが付いてくるのですよ♪

いやぁしかし、やっぱり自分ではどんなに一生懸命やっているつもりでも、人にプッシュしてもらうと全然違うものなんですね~。何事にもコーチのような存在が必要だということを改めて感じました。アメリカの一流企業なんて、エクゼクティブクラスの人々には必ずコーチのような人が付いていると僕の友人が言ってましたが、自分を客観視して的確なアドバイスとそしてちょっと強めの追い込みをしてくれる人がそばに居るのはとてつもなく大きな財産ですね。

そんなわけで、すっかりカンボジア人とばかり話していてさらに訛ってしまった英語と、鈍ってしまった肉体の両方を一気に鍛え直す一年にしたいと思いまーす!

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