もうすぐ正月(3度目w)

連日40度超えだったカンボジアのうだるような暑さ(特に湿度)もいよいよと佳境を迎え、雨季到来の合図ともなるカンボジアの新年が14日から始まります。何よりも祭り事(ようするにパーティー)を優先するカンボジア人は、律儀にすべての正月、すなわち1月1日の僕たち的新年と2月初旬の中華正月(旧正月)もしっかりと便乗してお祝いするのですが、やはりこの4月クメール正月が一番気合入っています。日本も年越しを跨いでみんなが挨拶周りや忘年会・新年会などでほぼ仕事にならない時期がありますが、通常の状態ですら中々思うように仕事になってくれないカンボジアの状況は、もはや説明するまでも無いでしょう(笑)

が、そんな中HUGSのカンボジア人スタッフたちは新年を迎えるにあたって会社が快進撃を遂げることが出来るようにと、数日前からなにやらバタバタと走り回って法要の準備を進めてくれていました。

いやぁ、このことの何が嬉しかったって、僕たちが何にも言ってないのに自分たち自身のために会社を少しでも良くしようと考えて、自分たち自らがこれを企画して動いてくれたということです。どうしても『雇われている』という感覚になりがちなスタッフたちが、こうやって自分たちで率先して会社の将来を考えてくれた、ということに僕はものすごい重要性を感じずにはいられませんでした。

で、いつもの応接室もサクッとソファーなどを格納してしまってこの通り

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いや、そこまでやるなら迷彩服のマネキンも移動させろよw というのはご愛嬌
僕が『インテリア』として購入した仏像もこんなに神々しくなってしまっていますw

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お坊さんにお供えする食事もみんなで用意して

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祈りの儀式の始まりです

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もちろん何言ってるのかさっぱりわかりませんが、それは日本のお経もさして変わりはないので問題なしですw

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そして、お坊さんを見送ると

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ピックアップトラックの荷台に乗って颯爽と去って行きました。なんともシュールです。

その後はみんなで車座になって朝食タイム

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たまにはこんな文化に浸るのっていいですね。さて、いよいよ新年はHUGS、そしてHUGS Agricoはぶっ飛ばしますよ~!!

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そんなわけでHUGSチャレンジ、早くも第3弾ですw

プノンペンにHAPPAっていうレストランを買っちゃったし、せっかくだからそれを活かして面白くて有意義なことしてみない?なんていうヒジョーに軽いノリで始まった、HUGSチャレンジ

これからの世界の中で、アジアの中での日本の立ち位置と、同時多発的に各国で生まれている日本の若者たちの見えざるライバルたちのことを考えると、ひとりでも多くの日本の若者に実際に海外に出てくるキッカケや、そこで成長する機会を与えることが出来るのは、応募者にとっても僕たちHUGSももの凄く有意義で、そしてチャレンジングで、なによりもオモシロそう。

そんなHUGSチャレンジ第一弾で応募してくれた山上太基は、先日までカンボジアとラオスの国境沿いにあるジャングルの中の地雷原で壮絶なサバイバル生活を体験する、というチャレンジを無事に終了してシエムリアプに帰ってきました。まぁ、コノ話はそれはそれで数回のシリーズが書けるくらいに相当オモシロイのだけれど、今日はその話ではありません(笑)

今日は、そのHUGSチャレンジシリーズの第3弾、カンボジアからラーメン界を変えるマネージャー募集のご案内です。

本当にここ2年、もっと言うと去年辺りから急激に外国資本の本格的なレストランやカフェが出店ラッシュのカンボジアはプノンペン。東京にあっても見劣りしないようなレベルの本格的フレンチやイタリアンを始め、ベトナムで成功を収めた焼き肉チェーンの浦江亭(ちなみに僕個人的には以前からある焼肉仁の方が好きですがw)、その他にも中国料理や韓国料理、ベトナム料理はもちろんのことレバノン料理やブラジル料理まで、様々な国のおいしいレストランたちがしのぎを削っています。

ところが不思議なことに、未だに日本のラーメン屋が無いのです。厳密に言うとあるにはあるのですが、いわゆる僕たちの思っているような本格的なプロのラーメン屋がありません。シンガポールでは連日昼時にはどこのラーメン屋も大行列(しかも1杯1000円以上するのに)だし、アジアだけではなくアメリカなどでも大成功を収めている、今や寿司と並ぶといっても過言ではない海外有名日本食の雄、ラーメンなのに、カンボジアには無いのです。

僕なんて、外国(この場合はカンボジアの外ですw)に行った時は、必ずラーメンと焼肉を食べます。焼肉はプノンペンにあるけど僕の住んでるシエムリアプには無いですし、ラーメンに至っては上に書いたとおりの状況だからです。

そんなカンボジアのラーメン事情に、ようやく明るい兆しが見え始めました。そうです、ようやく念願かなってHUGSがラーメン専門店の進出をサポートさせていただくことになったのです!もちろん進出サポートをHUGSに頼んじゃう、ある意味とってもイケてる社長の店ですから、そのカンボジア進出の初めての店を任せるマネージャーも「例のHUGSのやり方で探してくれない?」との、ありがたいご依頼♪

そんなわけで、HUGSチャレンジ第3弾。カンボジアではブルー・オーシャンな、でも世界各国では実績出まくりなラーメン屋の立ち上げマネージャーとして、思いっきり暴れて見ませんか?

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払ったほうがバカ

残念ながら、ここカンボジアでも「金をもらって契約書もしっかりとあるのに、全く契約通りに仕事をしない」とか、「商品を納品したのに代金は支払わない」などという、先にもらったもの勝ち払ったもの負けというビジネスモデルが、相当ポピュラーなモデルとして存在しています。

日本や先進国では信用に重きが置かれていて、この信用を無くしてしまうとかなり世間が狭まり、生きていく上での選択肢が少なくなってしまう構造なのですが、カンボジアではまだまだそのような信用よりも、目先の現金の方がモノを言う世界なので、多くの商売人たちが信用を失ってでも現金を手にしようと、あれやこれやで金を奪いに来ます。

僕は出来る限りいい人であり続けたいと考えているし、なるべくなら揉め事の渦中に飛び込んだりするのは嫌だけれど、こういう厄介なビジネスモデルが存在する以上、そうとばかりも言っていられません。時にはこちらのスタンスを示すためにも、やりたくないデモンストレーションをしなければならない場面が出てきます。

それが今日でした。。。

しかし、ぶっちゃけた話、こんな非効率なことばかりしてりゃ、そりゃあ国も中々発展せんよと思います。約束をハナから守れない、そういった事態収拾のために電話を何度もして、何度も時間を取って現地に向かい、何度もミーティングを繰り返し、何度も約束をし、そして何度も裏切られる。このような単純に数字に置き換えることの出来ないロスが、どれだけの不利益に繋がっているのかが説明しても一向にわかって貰えない。

願わくばカンボジアから「契約を守るための努力すらしない」という人々が少しでも減ってくれるといいな。

そして日本のこれから新興国市場に進出しようと考えているみなさん、これが途上国でビジネスをする、という一側面であることも理解して損は無いですよ♪

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