稚魚放流@養殖池

いよいよ4日後に迫った日本行き。っていうか最近ブログの出だしが毎日この話題だ(笑)  まぁもう少しなので勘弁してください・・・。実は今回の日本行きに際して僕達が一番恐れているのがパスポートの紛失だ。基本的には大人が一括して管理しておく予定だけれど、どうしても子供たちが自分で管理しなければならない場面が出てくる。出入国手続きやセキュリティーチェックなどの場合だ。基本的に初めての経験ばかりでテンパッてしまっているであろう子供たち、しかもただでさえよくモノを無くす子供もいるわけだから、ここに関してはいくら注意しても足りないくらいだ。

そんな話を先日からカンボジアを訪問してくれている、ミスター美味しいとこ取り』いつでも途上人(繋ぐ社労士)こと関屋さんにしたところ、やっぱり美味しい部分をしっかりとかっさらってくれた♪

カンボジアシルクで作られたポシェットを子供たち全員に一つづつプレゼントしてくれた!

ディズニーランドに行くときも子供たちに2500円のお小遣いが支給されるそうなので、その時にも役立ちそうだし、これでパスポートを無くしてしまう心配もかなり減った。 もちろん僕は「これを紛失した時はそのまま牢屋に入れられて、カンボジアに一人で帰ってくることになるからな!」という脅しをしっかりと入れておいたけれど(笑)

関屋さんありがとう!!

さて、そんな毎日のおかげでちょっと支援ビジネスの方が中々報告できていなかったけれど、昨日ようやく養殖池に放流する稚魚を仕入れることが出来た。
(参照)
養殖池続報
http://hugs-int.com/kengo/archives/1199

本来はティラピアという魚を養殖する予定なんだけれど、まだ水質の安定や経験が足りないということもあって、まずはカンボジアでもっともメジャーで養殖経験者がたくさんいる『トライプラ(英語名は忘れた)』という魚を養殖することにした。 稚魚を販売している業者の池に行くと、網で魚をすくい上げてきてくれる。

今回飼育するのは14000匹。 これを数えるのは無理なので、100グラムあたり何匹いるかカウントして重さでおおよその数を算出して取引する。 ところが相手の所にあったのは100キロまで量れるような大きなはかりだ・・・(笑) こんなもんで正確に100グラム単位を量れるわけが無いじゃないか! というツッコミを入れてもここはカンボジア。 次回から自前のはかりを用意しようと心に決めた。 しかしスゴい数だね~♪


この魚を我らが養殖池まで運搬してくれるんだけれど、もちろんその運搬はトゥクトゥクだ。

カンボジアでバイクもしくはトゥクトゥクで運べないものは無いんじゃないだろうか??(笑)
(参照)
カンボジア風
http://hugs-int.com/kengo/archives/1204

池に到着するとおもむろに魚をザルですくって、約30メートルを猛ダッシュ!! 池に放流。 何もかもがいい感じにアバウトだ・・・

後はこの池の中の魚たちが無事に育ってしっかりと利益を生み出し、次なる支援ビジネスへの展開である『学校や図書館など村に必要なインフラを整備し、自分たちの力でそれを継続発展させていく』という目標に近づけたい。 第一回目の結果は約半年後! 楽しみだ!!

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養殖池続報

先日から再びカンボジアを訪れている『すべらない鶏野郎 アッキー』 は、僕が孤児院に向けていつもの凸凹道を快調にぶっ飛ばしていたところ、上から垂れ下がっていた木の枝に頭をぶつけて後ろのシートで悶絶していた(笑)明らかに前方に木の枝が見えていたから、僕が頭を下げてかわした瞬間に後ろでガサガサっという音が聞こえ、突然アッキーがウンウンと唸り出すもんだから、運転している僕は笑いが止まらなくなって危うく事故るところだった・・・もう勘弁して欲しい・・・( ´艸`)

さて、養殖池のその後の様子。まずは水を貯めなければ話にならないので、池の横に地下水を組み上げるための井戸を掘る。そこに原動機付きの汲み上げポンプを接続するという作業をすることに。

およそ日本の常識では考えられないものも、全てバイクで運んでしまうあたり彼らはかなり逞しい(笑)っていうか、このバイクを設計した人も、まさかあんなダートのオフロードコースを走ったり、トラック代わりに荷物を積まれたりすることを念頭に置いていなかっただろうな・・・

で、実際に接続しようとするとダラの野郎がパイプ径を間違えて購入していたので、新しいポンプを使えず、とりあえず豚舎で使用している小型のポンプで間に合わせることに・・・

まずは水を張ってしまう前に土壌の細菌などを取り除くために、このように石灰の粉を撒いてある。
底が白く見えるのはそのためだ。
小学校の時にプールから漂っていた、あのカルキ臭い懐かしい匂いがあたりに充満する♪

散水開始。池の広さと全くマッチしていない水量なので当分かかりそうだ(笑)

井戸水を貯めて身体を洗ったりするここらの子供たちは、もちろんホースから勢い良く出てくる水をぶっかけられるようなことは無い。なので、当たり前のようにこういった光景になる(笑)

さて、後は数日間このまま石灰成分が地中に染み込むのを待っていよいよ貯水開始だ。楽しみ~

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養殖池の掘削開始

さて、昨日までの小難しい話はちょっと置いておいて、今日はいよいよティラピアの養殖ビジネスの第一歩である池の造成工事が始まったので、その件について報告します♪ 場所は我々の豚舎がある場所とダラの家を挟んで真裏にある925㎡の土地だ。



今回のティラピア養殖事業に出資をしてくれたのは、ディズニープロジェクトを主催しているせいきゅん率いる『Smile JP』。以前のエントリー『批判する人々』の中でも触れたように、僕もせいきゅんたちも決して一過性の支援やスタンドプレーを考えているのではなく、こうやっていかに継続安定的に支援することが出来るのか、そしてカンボジア人自身で自立してくことが出来るのか、ということを大きな流れの中で考えている。
(参照)
Smile JPのサイト
http://www.smile55.org/

・批判する人々
http://hugs-int.com/kengo/archives/1180


このような養豚やティラピアの養殖事業は、実のところ昨日までのエントリーで問題にしていた『孤児院などの組織が寄付のみに頼らず自立し、運営者自身も豊かになる夢を持つことが出来るようにするにはどうすればいいのか』ということに対する我々の一つの回答でもある。孤児院を中心としたマイクロクレジットで、近隣の人々に自分たちで豊かになる切っ掛けを与え、その中でも努力した人々に次のステップとして、このような小規模事業の投資を受けるチャンスを作る。そしてこの事業から出た利益の中から、近隣の孤児院や学校などを支援していく。


もちろんそうやって事業に投資をするからには、自分たち自身がそのビジネスのことをしっかりと理解しておかなければならず、そのためにもまずは実際にやってみる必要がある・・・もちろん勝算があって始めるわけだけれど、それでもまだ何の実績も出ていないビジネスに資金を投入してくれた『Smile JP』の精神には、本当に感謝以外の言葉が見当たらない。


では、さっそく本日の工事の様子をお伝えしたい♪ まずは先程の土地への進入路が無かったために、パワーショベルで椰子の木を根っこから引き抜く作業から始まった・・・



このとおり、無事に表の通りからの進入路を確保できた♪



さっそく掘削開始。800㎡の池って想像していたより大きいことが、工事を開始して実感される。



さっそく興味しんしんで集まりだした近所の子供たち。



でもって工事現場はすぐに子供たちの遊び場と化す(笑)



僕も子供のときは奈良県の生駒だったので、こんな風にして遊んだ覚えがあるな~



秘密基地とか作った記憶が・・・(笑)



これがカンボジア名物屋根なしトラック♪ これをヘルメット被った運ちゃんが街中を普通に走らせている。屋根のないトラックにヘルメット姿の運転手はかなりシュールだ(笑)



あっ、トラックがぶっ潰れた・・・(  ゚ ▽ ゚ 😉


この子達が大人になる頃には、カンボジアは、日本はどんな国になっているんだろう?




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