Let’s go to Phnom Penh

本当は先週に予定していたパスポート申請作業のためのプノンペン入りが、どういう理由かよくわからないけれど延び延びになって、ようやく日曜日に子供50名大人7名の総勢57名でのプノンペン一泊ツアーがスタートした。実は今回の来日に向けて、海外渡航経験のある大人が実質僕しかいないということが、万一の状況を想定した場合に心許ないということから、プロジェクト主催者のせいきゅんに無理を聞いてもらって、もう一人オーストラリア人ボランティアのクレアを同行させてもらえることになった。厳密に言うと今回のプノンペン行きは外国人である僕やクレアには全く同行する必要の無いことだったんだけれど、本番の予行演習も兼ねて一緒に問題点の洗い出し等を行うとすることにした。

フィフォンパパも拡声器などを購入してやる気満々になっています。っていうか、期待された写真ポーズのツボ、心得ています(笑)

通常シェムリアップからプノンペンまではバスで行くことになるんだけれど、どうも子供たちはバスにすぐに酔ってしまうということもあって、ピックアップトラックの荷台にみんなを積んで300キロ以上の行程を移動するということになった。しかも57人をたった3台のピックアップトラックに積むという・・・最初は冗談だろうと思っていたが・・・

どこにも冗談の入る余地の無い、完璧なるガチな話でした・・・( ̄Д ̄;;

で、このトラックのどこかにすし詰めになって6時間走るのか、それとも自ら自分のバイクを運転していくのか選択を迫られた僕は、一か八かの賭けに出て自分のバイクで行ってみることにした♪

後ろはダラくん。最近僕がダラの運転手を務めていることの方が多いような気がする(笑)しかし子供たちはどんな環境でもいつでも元気で明るい。なにがこんなに彼らをいつも笑顔にさせているのだろう・・・

カメラを子供たちに預けていたので、荷台の上の様子もこんな感じで撮影してくれていた。

これは目を開けたまま寝ているのか??(笑)

折り重なっていようがなんだろうが気にせず寝れる強さと逞しさ♪誰も文句言わないし、そもそもスキンシップが日常的にものすごく多い。

日本でこれをやったら違う意味で新聞紙上を賑わせてしまうこと間違いなしだ(笑)

えーっと、ワタクシ結構な嬉しがりでして、しかも多少バイクの運転にも飽きてきていたというのも手伝って、途中から荷台組に参加しました♪

その結果よく分かったことは、カンボジアの道をサングラスなしで走るのは自殺行為だということですね、はい。目の中が土埃で紙ヤスリでも突っ込んだのかと思うような状況になりましたから、ええ。

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カンボジア風

現在進めているティラピアの養殖ビジネスの情報収集のために、うちからそんなに遠くないけれど一体どこなのか全然わからない場所にフィフォンに連れていかれた。 どうやらここの地主が建築資材として土を掘って販売しているらしく、その穴ぼこを養殖用の池として有効活用しようということが一番の目的で、魚の養殖事業を行っているらしい。

うちの池とは違ってかなり巨大だ、が、これでは全く水質が良くないということは素人の僕でもわかる・・・もっと緑色をしていなければならないはずだ。池の水質安定と魚の餌になるということもあって、鴨を一緒に飼っている人も多い。ウチの場合は豚の糞を活用しようと考えているんだけれど、ここの場合はスタンダードに大量の鴨を飼っていた。ひよこのうちはとても可愛いのだけれど、匂いがかなりするのが難点だ・・・

色んな人が入れ替わり立ち替わり鴨を仕入れに来るんだけれど、仕入れた鴨を運ぶのもやはりバイクだ♪この国ではバイクで運べないものはどうやら存在しないらしい。。。次回の機会にでも紹介するけれど、豚ですらバイクで運ぶ(笑)

もう最初このようなバイクを見かけたときは結構衝撃的だったけれど、今ではすっかり日常の風景になってしまっている・・・慣れとは恐ろしい。
では、この状態に行き着くまでを動画で紹介しましょう♪

途中あまりにも匂いがきつくて頭が痛くなってきたので、場所を変えると自分の養殖池で投網漁をしている人々を見かけた・・・いくらなんでも非効率すぎるだろう(笑)なんで自分の池で『漁』をしなければならないのか、説明を聞いてみたけれどサッパリ理由は理解できなかった・・・(^▽^;)

しかも写真でも判るとおり、投網と一緒に自分も飛び込んでしまうんだからもうコメント不能だ(* ̄Oノ ̄*)

やっぱりモトクロのバイクはこういう風景が似合う、ってことでちょっといい感じの写真を撮ってみました♪ 結構若者の憧れでもあるので、人気者の気分を味わえたりもします( ´艸`)

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教科書サンキュー

今、うちの孤児院の運営支援プログラムを作成してもらっている松ちゃんと、友人のまさみくんから日本の小学校で使っている教科書の差し入れを頂いた♪ そう言えば以前、このブログを読んだ読者の人から「ぜひ要らなくなったランドセルなどを学校で集めて送ったりしたいので、その打ち合わせをさせて欲しい」と言われ、スカイプでここまでの色んな経緯を説明した後で「ランドセルはこちらでは使わないから、もし良かったら要らなくなった教科書が欲しい」と伝えた。「教科書を送るだけではなくて、あんなこともこんなこともさせて欲しい!」ってな話だったので、子供たちにも「日本から教科書が届くよ!」と伝えてあったのに、それっきりこれっきり連絡が無くなった・・・別に強制ではないんだから無理して何かしてもらう必要は全くないんだけど、せめて「やります!」と断言したのな「やっぱりやめときます」ということも一言ぐらい言って欲しいもんだと思う。。。すごく良いことブログには書いている人なんだけれど、こういうのって本当に残念だ。

さて、そんなこともあって長らく子供たちとの約束を果たさないままになってしまっていたので、松ちゃんがカンボジアを訪れる際にお願いをして、国語、理科、算数の教科書1年生から6年生の分まで購入して持ってきてもらった。こちらでは(というか海外のほとんどの日本語学校では)『みんなの日本語』という教材を使用している。なんでだろうか、どうにもしっくり来ないので僕はあまりその教科書を使って教えたことがない。どうせ日本語を覚えるなら、日本の子供たちが勉強しているモノのほうがいいんじゃ無いかと思ったのと、算数や理科も日本語で学習すれば一石二鳥だよねとも思ったのも日本の教科書を手に入れたいと思った理由の一つだ♪

もちろん松ちゃん、まさみくんにも孤児院での日本語の先生を体験してもらったし、思いのほか日本語の上手い連中が何人かいて驚いていた。この教科書で次回会うときにはもっと日本語が上手が奴が増えている予定だ(°∀°)b

ところで最近iPadのおかげで、紙の書籍を裁断してPDF化して電子書籍化してしまう、いわゆる自炊というのが流行っているようだけれど、ここカンボジアでも似たような事をする伝統(笑)がある。まぁ、あまり大きな声では言えないのだが、要は本を裁断してPDF化する代わりにコ◯ーしてしまうという技術だ。何故か一冊の本から何冊もの・・・・(以下略)

松ちゃん、まさみくん、今回は本当にありがとう!!
9月に日本に行ったときに、みんなの日本語能力がとても高かったとしたら、間違いなく君たちのおかげです

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