カンボジアの子供たち来日プロジェクトの結果報告

最近すっかりとブログの方がサボり気味になっている私です(笑) ツイッターで日々ブツブツとつぶやいていると、いざブログに何か書こうと思っても既にネタ切れになっている場合が・・・(^▽^;)

で、ワタクシは今シアヌークビルという、カンボジアのビーチリゾートのホテルのプールサイドでこのブログを書いております。今回のホテルはシアヌークビルで唯一の5星ホテルであるソカーホテルをチョイスしました。なぜかというと、一番いいと言われているホテルを見ておけば、その他が大体想像出来るから。で僕的インプレッションを報告させてもらうと、『カンボジアが発展途上国でなんにもない』と思っている人にとっては、こんな立派なリゾートホテルがあるんだと思うだろう。良くも悪くも世界的な高級リーゾートホテルそのものだ。プライベートビーチ、プール、プールサイドバー、生演奏をしているオープンテラスのレストラン、テニスコートにジムにスパ・・・

ただ、僕が思うにここに泊まるのなら別にカンボジアで無くても、シアヌークビルで無くてもいいと思う。グアムでもハワイでも沖縄でも全く一緒だ。もっとカンボジアならでは、とかそういう趣を感じることが出来るリゾートの建築が望まれるな~・・・ やはりそういうった意味では最近モノマネされて似たようなコンセプトのホテルが増えたとは言え、アマンのホテルなどは素晴らしい企画力とクリエイティビティーを発揮しているよな。

で、先日の我らが孤児院の子供たちを日本に連れていった時の様子を、主催者のせいきゅん率いる『SmileJp』がウェブサイトに詳細をアップしてくれている。
http://www.smile55.org/cambodia/100903/
http://www.smile55.org/cambodia/100904/
http://www.smile55.org/cambodia/100905/
http://www.smile55.org/cambodia/100906/
http://www.smile55.org/cambodia/100907/

ぜひチェックしてみてください!

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帰ってきた

というか、本当なら日本からたっぷりとブログを書いて様子を伝えるつもりだった。ところがどっこいそんな時間など1秒たりとも存在せず、イソイソと持って行ったPCはバンコク空港で蓋を開けたのを最後に、こちらに帰ってくるまで電源を入れることすら無かった(笑)

さらに僕のiPhoneは世界中どこでも使えるSIMフリー機種なんだけれど、ソフトバンクと契約していない日本だけが唯一使えない・・・ いつも日本に帰ってくるとドコモのSIMを挿して使用しているので、らくらくフォンと同じ程度にしかiPhoneが使えない(笑) アホな話だ・・・ なので一切ツイッターでつぶやけず、なんともフラストレーションの溜まる思いだった。

しかしなんと言うのか、カンボジアに帰ってきて改めてブログを書こうと思うんだけれど、何を書いても陳腐な記事にしかならない様な気がする・・・ それくらいたくさんの人々が実際にその場で色々なことを感じて、多くの何かをもらって帰ってくれたんじゃ無いかと思ってる。もちろん子供たちが全く経験したことのない新たな世界に実際に触れて、それが今後の成長の糧となり、ひいてはカンボジアの発展や、日本とのより良い関係を築くことに寄与するであろうことは言うまでも無いことだ。

まずは何よりこのような大胆な企画を実行し、最後は根性で成功させた『せいきゅん』に心から御礼を言いたい。頭に描いた想いを具現化することの難しさを改めて感じた今回のプロジェクトだったが、せいきゅんにとって想像を絶する出来事が数多く降りかかったことは、もはや改めて説明するまでも無いだろう。でも、ここからが次の勝負だ。せっかく大変な想いをして成し遂げた今回のプロジェクトを、これからさらに価値ある未来への創造の第一歩として共に踏み出そう!

次にここまでハプニング続きだったこのプロジェクトの初日に景気付けをしていただいた『正大さん』。 おかげでその後の流れが素晴らしいものになった。日本文化としての『能』を子供たちに振舞って頂いたのだけれど、僕自身『能』というものがあんなに面白いものだとは思ってもいなかった。

その後正大さんから子供たちに魂のこもった熱いメッセージ。 でも僕が何より正大さんがスゴいなと思ったのは、壁に掛けてある3つ時計がそれぞれ『日本』『NY』そして『カンボジア王国』になっていたりするところ。さらにケータリングのメニューも全てクメール語での説明付き・・・ 欧米式のロジックやグローバルを提唱しながらも、このようなまさに日本的を地で行く様な『細かく隙の無いもてなしの心』。これこそがまさに文化の融合であると、とても勉強になりました。

そしてまさに寝食を忘れて走りまわってくれたSmileJPスタッフのみなさん。大変だっただろうと思います。子供たちの事情もカンボジアの内情もよくわからず、子供たちの顔と名前も一致しないどころか、言葉すらもろくに通じないという環境の中で、本当に素晴らしい仕事をやってのけてくれました。まさにせいきゅんが目指す『日本のかっこいいリーダー達』だったと思います。次回はカンボジアに遊びに来てくれるのを子供たちと一緒に楽しみにしています。

そしてイチローさん。イチローさんがステレオを持ってきていてくれなかったら、宮前台小学校での歌やダンスの出来栄えは全く違ったものになっていたでしょう。さらにアッキー。ずっと僕をサポートしてくれた。 最後には僕が無理言って頼んだおみやげまで手配してくれて・・・(笑) 本当にありがとう♪ 長江さんはうちの子供たち、スレイリーやスレイチェンの『長江さんの子供たちと東京で再会したい』という希望に応えて、大阪から車で駆けつけてくれた。どうやら年末にかけてカンボジア移住を検討してくれているので、これまたとても楽しみだ♪

その他、何人もの方々から「ブログを読んでます」という声をかけていただき、本当はもっとゆっくりと話しをしたかったのだけれど、中々そうもいかなかった。次回日本に帰る際にはぜひ色々な話が出来ればいいなと思っているので、今後ともよろしくお願いします。

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バンコク空港ににて

今朝は5時に孤児院を出発するという計画に変更になったので朝の4時に自宅を出発し、昨夜の大雨の余韻がまだ残る雨の中トゥクトゥクに乗って孤児院に向かった。 暗闇と雨でかなりぬかるんでいる道をなんとか孤児院までたどり着き、後はバスが来るのを待つだけになっていたときに、フィフォンに電話が入った。 

「昨日の雨のぬかるみにバスがはまり込んで動けなくなった」・・・

またしても朝からやってくれる。いったいなんの力が働いているのかしらないけれど、いつまでもゆっくりと安心させてくれない。結局バスが『孤児院から3キロ離れた大通りまでしか来ることが出来ない』という話になって、僕達は孤児院のピックアップトラックと近隣住民のバイクに分乗して、ピストン輸送で大通りまで出ることにした。


せっかく通ってきたぬかるんだ悪路を、再び今度は雨の中バイクの後ろに乗って、ビチョビチョになりながら引き返すことになった・・・ 何ともいい思い出だ♪ これが僕達を迎えに来るはずだったバス。 脱出するの大変だろうな。

時間的に予め余裕を持って集合していたことが幸を奏し、予定より2時間遅れの出発にもかかわらず充分な余裕を持ってプノンペン国際空港に到着。その後は、『いつも』のカンボジアらしい異様な作業の遅さで搭乗時間ギリギリに全ての手続が完了(笑) 待ちくたびれるとよく言うけれど、本当に待つことでクタクタになっている子供たち・・・

そして現在は無事にバンコク国際空港にて日本行きの飛行機の搭乗待ちです♪ 子供たちも、そして日本で待っている皆さんも、本当に長らくタップリとヤキモキ・ヒヤヒヤ、お待たせいたしました。もうすぐ夢の時間の始まりです!!

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