いや、まさか最後にこんなオチが待っていようとは想像すらしなかった。。。 そもそもの始まりは今日の昼、明日の出発に備えて最後の必要品のチェックなどを行っていた時だった。僕が冗談で「まさかタイ入国にビザなんて要らないよな~(笑)」と言った一言に、その場にいた全員が凍りついた(((( ;°Д°))))
「要るかも知れない。いや、きっと要ると思う・・・」とみんなが口々に言い出して、パニック状態。基本的にどこに行くにもビザなんて要らない僕も、通過するだけのタイのビザに関しては完全にノーマークだった。すぐさまネットで調べてタイ大使館に電話をすると「もちろん必要です」という悪魔の返事。カンボジア入国のようにアライバルビザ(入国時に申請できるビザ)があるのかな、と最後の望みをかけてみたけれどそれもない。プノンペンまで行って申請するしか無いという・・・
ヤバイ。 アリエナイ。ドウスルンダヨ!!!
色々と考えた結果、唯一可能性があるのはカンボジアを飛行機で出国し、タイに入国しないままで日本まで行ってしまうこと。しかしそのためには主催者のせいきゅんの許可をもらわなくてはならないし、57人分の明日フライトのエアーチケットを抑えなければならない。すぐさま孤児院からシュムリアップタウンまで引き返し、その間にプノンペンに住む友人にもアドバイスをもらいながら、バンコクエアウェイズにブッキングの手配を頼む。シェムリアップからとプノンペンからバンコクに向けて飛行機が出ているが、全員分おさえられない場合のことも考えて、ベトナム入国にカンボジア人はビザが要るのかどうかも調べさせた。そうすれば陸路でホーチミンに入ってというルートからもバンコクに飛べる。
次に既にブッキングしてあるバスのキャンセルだ。ところがもう既にバスをおさえてあるとか言ってキャンセルに応じない。航空運賃を調べた結果プノンペンからバンコクに入るほうが安いということ、そして乗り継ぎ(日本行き)の便に間に合う時間のフライトが確保出来るということ、などからプノンペン発のフライトをおさえることにした。そして先程のバス会社に電話をして「どうせバスをおさえてあるのなら、行き先をバンコクからプノンペンに変更しろ!」と押し切って、プノンペンまでの移動手段も確保した。
このことによって急にかなりの出費が増えることになってしまったにもかかわらず、せいきゅんの素早い英断で飛行機のブッキングをすることが出来たおかげで、どうにか無事予定通りみんなで日本に行くことが可能になった。
せいきゅん、本当に、本当にありがとう!!
ってなわけで、僕達は明日の朝5時に孤児院を出発し、陸路プノンペンに向かい、そこからバンコク国際空港を経由して、明後日の朝7時に成田空港に到着します!
みなさんとお会いするのを楽しみにしています!