島国

先日メインのブログにアップした記事なんだけれど、アメブロにもアップしたまえっていう命令が下ったので・・・(笑)

(((゜д゜;)))




しかしこの3か月間、おかげさまで本当にたくさんの人と知り合う機会に恵まれ、また多くの外国人に日本語を教えたり、日常では決して体験することがないような経験をさせてもらったりすることができた。


ここで学んだこと感じたことを余すところなく生かして、これから僕の目標に向かって突き進んでいきたいと思っている。




今まで金融の世界で生きてきた僕は、たくさんの人がお金のために振り回されているのを嫌というほどたくさん見てきた。


世界第2位という経済大国で、数字だけを比べれば一般的な日本人であっても世界的に非常に恵まれた経済状況にあるにも関わらず、本当の意味で豊かな人をほとんど見かけることのない国、日本。




新聞やテレビを見れば連日のように不幸な話や、理解できない殺人事件のニュースのオンパレードだ・・・

学校では子供たちが先生に暴力を振るってみたり、その先生たちは覗きや盗撮をしていたり、親が幼い子供をむちゃくちゃな虐待で殺してみたり、自殺者は毎年3万人を超える数を記録しているし、サラリーマンは働きすぎで過労死したりしている・・・
毎年いったい何人の人がお金のために命を失っているんだろう?
幸せになるために一生懸命頑張って働いて金を稼いでいるのに、そのせいで不幸になるなんて何か間違っていないか??




かたや以前からあちこちの国に旅行をして感じていたことは、僕たちがかわいそうな国としてレッテルを貼っている、経済的に貧しい国の子供や人々がどう見たって不幸に見えないってことだった。


もちろんそうした国々は物質的にも決して豊かなわけではないし、子供だけを比べてみても明らかに日本の子供たちのほうがあらゆる面で恵まれているはずなのに、なぜか貧しい言われている国の子供たちのほうが輝いて見える。




いったいどういうことなんだろう?

他人の芝は青く見えるだけなんだろうか?

そう思いながら今年の5月にカンボジアへ旅行した時に見た光景・・・

ある孤児院で走り回っている英語ペラペラの子供たちと、その孤児院を通して国の発展を願うたくさんの若者たちと、それを側面から支える外国人たち。



何かかが今の日本に決定的に足りないような気がした。

そしてその日本に足りない何かがここにはしっかりと存在している。



24時間あれば世界中どこにだって行けてしまうし、インターネットの技術がどんどんと発展し、今やマネーや情報などあらゆるものが自由に国境を越えて行き来し、もはやデジタル信号に変えてしまえるものは地の果てまで一瞬で届いてしまう時代になっている。



この時代にあって日本の問題を日本国内だけで考えて、日本国内だけで解決することははっきりいって不可能だ。


日本は地球に存在している小さな島の一つでしかない。

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日本到着

久しぶりに帰ってきたら、思いのほか寒くてびっくりした(笑)
しかもいつも海外でやっていたようにブログを一旦ワードに書かず、直接記入していたところコンセントに足を引っ掛けて電源を切ってしまった・・・せっかく頑張って書いたブログがパーだ・・・
油断していた(笑)
まぁそれはさておき、成田空港からは成田エクスプレスに乗って東京まで帰ってきた。
ここ最近の金銭感覚から言うと、4000円もかけないと東京国際空港から東京までたどり着けないっていうのはありえない強気な料金設定だ・・・あぁ、でもグリーンに乗ったからか・・・(笑)
最近は飛行機や電車のシートが革張りになっていたりして、高級感あふれてかっこいい!
と思っていたら、どうやら革の素材のほうが汚れもつきにくく長持ちするということから、バジェットエアー(格安航空会社)なども積極的に採用しているらしい。


そういえば庶民の味方、NOW EVERYONE CAN FLYのキャッチフレーズが本当によく似合う、エアーアジアの飛行機も全席革張りだった。
このエアーアジアも日本には乗り入れしていないので、あまり馴染みが無いかもしれないけれど、今やアジア全土に向けてありえない価格で飛行機を飛ばしている。
僕もこのエアーアジアのおかげでかなりの費用を節約できたし、アジア地域内であれば東京大阪間を行き来するような感覚(下手するとそれより安い)で気軽にウロウロ出来る

しかしこういった便利なバジェットエアーが日本に参入してこない理由は、空港の発着料金が高いことと、国内航空会社(この場合はJAL)を守るために参入障壁が多すぎることが原因だそうだ。
そもそも日本は島国だから、他の国と行き来するのに空か海かしか選択肢が無い。
本来なら世界に先駆けて、空港の発着料金を下げて乗り入れ航空会社を増やしたり、格安航空会社を立ち上げたりしたほうが良さそうなのに、逆にここが儲け処だと言わんばかりに高い料金を設定してしまっているおかげで、海外の航空会社からどんどん見向きもされなくなってきている・・・
成田にしたって関空にしたって都心部からは遠すぎるし、今更ながら関空不要論が出て伊丹空港とどちらを残すべきかなんていうバカバカしい議論をやっている。
そんなことより今あるものをどうやって上手く使っていくのかを、真剣に議論するなりして考えたほうがはるかに建設的だろうと思うけれど。
ことあるごとにこのブログでも日本はドンドンとアジアで遅れを取っていっている、って書いてきたけれど、例えばこの空港の問題一つ取ってみてもアジアナンバーワンはシンガポールのチャンギ空港だ。
チャンギ空港はアジアだけでなく世界ナンバーワンのハブ空港だし、それどころか実際のところはお隣の韓国・仁川空港に対する世間の評価にすら遠く足元にも及んでいない。
こういった部分も含めて僕が何を見るためにアジアの国々を回りに行ったのか、そして何を見て何を考えて、これからどうやっていけばいいと思っているのかを、明日からブログに書いていきたいと思っている。
まぁそれもさることながら、今日自宅マンションに帰ったら玄関にでかいクリスマスツリーが置いてあった


そういえば去年このツリーを見ていた頃は足の骨を折って松葉杖をついていたよなぁとか考えると、
一年が過ぎる速さに驚くとともに、去年の今頃は想像すらしなかった一年になったことを改めてしみじみ感じた・・・
あぁでも年末にベランダから見た夕焼けと富士山、さらにその上に浮かぶ月と金星という景色に、今年はなんだか素晴らしい年になるような予感があったのは確かだけれど・・・

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