なぜロジャーズやソロスのような投資家が農地に投資するのか

僕たちHUGSがどうしてカンボジアで農業をやったり、農地の取得を積極的に行ったりしているのか、っていう理由がとてもわかりやすく理解出来るレポートが、先日のアメリカCNBC系列のエネルギー関連ニュースサイト「OilPrice.com」に掲載されていた内容をちょっと添付しておきます。

http://oilprice.com/Finance/investing-and-trading-reports/Why-Investors-such-as-Jim-Rogers-and-George-Soros-are-Interested-in-Farmland.html

このサイトは英語なので、翻訳したのも画像で添付しておいたからぜひ読んで見て下さい。(画像をクリックすると大きくなります)


実は僕も昨年から色々と調べたりしてレポートを作成していたのだけれど、これと全く同じ結論に達しているので、やっぱり自分たちの目指す方向性が間違っていなかったと改めて自信を深める結果となっています。僕のレポートは上記のものよりさらに詳しい数字や現状を盛り込んた資料となっているので、ご覧になりたい方はぜひHUGSが主催するカンボジアセミナーやカンボジア視察ツアー、SMILEJP主催のスタディーツアーなどにご参加下さい。

ところで、本日はHUGSのグループ会社であるSMILEJPの養豚ガール山田史織がMr.サンデーに出演する日ですね。残念ながら僕はカンボジアに居るので見ることが出来ないのですが、みなさんお時間があればぜひ御覧ください。

本日1月6日(日)21:00~23:09 フジテレビ「Mr.サンデー」新春特別版

この養豚ガールが携わっている養豚や養鶏、そして僕たちは農業といった感じで、HUGSはカンボジアにて人間にとって必要不可欠なエネルギーを生み出す事業を行なっています。今はまだまだ小さいですが、ゆくゆくは「安全・安心・安価」な食糧をProdueced By Japaneseで生産できる、いわば食糧のユニクロのような存在の企業になるべく今後もさらなる研究と開発を行なっていきます。

【お知らせ】

養豚ガール山田史織と一流大学を中退してカンボジアで起業した21歳大濱裕貴氏の講演会「東南アジアで働くということ」
2013年1月12日(土) 午後2時~4時30分
http://www.smilejp.asia/cambodia/

山田史織のカンボジアスタディーツアー
「日本のありがたみを再確認する旅」
http://www.smilejp.asia/studytour/

中小企業経営者のためのカンボジア進出・投資セミナー
http://www.freelifec.com/asia/cambodia/seminar.html

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芋ドロボウをとっ捕まえましたw

ことの始まりは、僕がHUGSがやっているキャッサバ農場の視察に訪れた際に、うちの畑から収穫物を満載にしたトラックが出てきたのですよ。ここ数日キャッサバの買取価格が下がってしまったため、どうやって高く売り抜けるかってことに頭を悩ませていた最中だったので、今のタイミングで収穫をしているわけがないことから、すぐにそのトラックを停止させました。

そしてオフィスに連絡を入れて確認した所、「ちょうどうちの畑の土地の一部をオーナーが売却することになったから、ほんのちょっとのエリアだけ急遽収穫することになったので問題無い」との回答。なーんだ、そうだったのか、心配して損したよ(笑)ってな具合で、収穫物満載のトラックを笑顔で送り出しました。

農場内に入ると総勢20名以上にも及ぶ人々が収穫作業に精を出して働いていました。頑張れよ~、なんて思いながらも、あれっ?うちのスタッフは一体どこで監視してるんだろうと思って、再度オフィスに連絡を入れて場所を確認。念には念をってことで直接現場のスタッフを呼んでくることにしました。

なんせここがHUGSの農場の中では一番狭い農場といったところで、75ヘクタール(東京ドーム16個分)の広さがあって、しかも見通しも悪いときてるから農場の反対側の端っこで誰が何をやってるかなんて全然わからない。もちろん音も聞こえない。

ようやく現場スタッフのところにたどり着くと「いや、収穫作業をやってるのはここだけのはずだけど・・・」と、自分の目の前の収穫作業員たちを指さす。

や・ら・れ・た・・・

くっそ~、さっき僕が笑顔で送り出したトラックはドロボウじゃないか・・・orz

ということで急いでさっきの場所、ようは僕が現場スタッフと合流した場所とは農場の反対側、に急行!人数はかなり減ってたけれど、7名をゲット♪

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今からさらに運びだされようとしていた芋

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まぁ、これが日本の出来事だったら「お前らとりあえず正座しろ♪」とか言って、ちょっとブチ切れたふりでもしてみることろだけれど、ここは外国カンボジア。そもそも僕のクメール語能力じゃ、みんながなんて言って言い訳してるのかもよくわからない。

ただひとつよくわかったことは、誰一人「悪いことしてごめんなさい」とかは、思ってなさそうなこと・・・。みんなニコニコ、妙に笑顔で冗談言い合ったりしてる・・・(笑)

そう、ここは笑顔の国カンボジア。

彼らはいつなんどきも微笑みを絶やさない。例え盗みの現行犯で捕まった時にさえ(笑)

はい、駆けつけてくれた警察官と記念撮影w

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結局、ここでは近隣の村人と軍人達の2つのグループがドロボウ収穫していたそうで、この人達は軍人さんたち。バイクしか持ってなかったから収穫物を持ち去る前に捕まっちゃった、ってことでキャッチ&リリース。問題はトラックで数トン規模の盗みを働いた近隣の村人たち。。。

現在、鋭意捜索中でーす。

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前回の続きのお話・・・

先日のエントリ、こんな感じでやってます♪ の続きです。

キャッサバっていう作物は高温乾燥に強い、貧者がたくさん住む灌漑設備も整っていないような土地に適した、とっても素晴らしい作物なのですが、さらにありがたい事に芋(根の部分)を収穫したあとの茎の部分を地面に挿せば、またグングンと育って芋を作ってくれるという、もうなんて言うか、コストパフォーマンスに優れまくりの憎いヤツなのです。

土地に適した品種のキャッサバの茎をはるばるタイの国境を越えて仕入れてきます。

それを農民が手作業で作付けに適した長さにカット。
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トラクターで畝を作って、これまた後は全て手作業。 近隣の農家にとっては日雇い仕事で家計の助けになったりする、っていうか働きに来るのはほぼ女性か子供。。。

で、作付けしたてのキャッサバがこれ。

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地面に棒が刺さっているだけ(笑) なんじゃこれってかんじですね

そして現在・・・
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ここまでは順調のようです。が、高温乾燥に強いキャッサバの強敵は多すぎる水分。カンボジアはただ今雨季真っ只中、そして今年は例年に無い強烈な雨量・・・

粘土質のカンボジアの未舗装道路が濡れると、まるでネバネバのボンドの上を歩いているかのような状態なります。
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あらゆる場所でこんな惨事が
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僕達の車もしょっちゅうこんな具合に(笑)
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こうなると、もはやトラクターを呼んでくるしか脱出の方法はありません

地面が乾いているからと油断しても命取り。 地中が水分をたっぷり含んでいると急に道路が崩れます。
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っちゅーか、ブルドーザーが地面にめり込むとかはさすがに勘弁してくれと・・・(笑)

 

そして・・・・・・・
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そしてこれにはもう絶句するしか無かったorz  「池の中でUターンしようとしたらキャタピラが外れちゃいました」ってオイオイw 少し先の出来事に対する想像力が欠如しているとしか言い様のないこの始末。
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カンボジア農業は毎日がアドベンチャーですが、現在こんなこと一緒にやってみたいなってな仲間を鋭意募集中です。

東北で原発や津波被害で農地を失ってしまった農家の人達とか、いっそこっちで新たな農業フロンティアにチャレンジしませんか?

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