偏見

この世の中はありとあらゆる偏見に満ちている。
別にそれが特別悪いことというより、当たり前に存在していて仕方のないことなのかも知れない。
人種、出自、職種、学歴、見た目などあらゆるものを対象として、
ステレオタイプでものを判断してしまうというのは、人間の脳の構造上それが一番楽だからだ。
日本で人種に対する最も強い偏見と言えば、やはり近隣諸国の中国・韓国人に対してだろう。
まぁ、向こうの国でも反日デモをやったりとか、双方ともに政治的なつながりが深いだけに
どうしてもそうなってしまうんだろう。
基本的に僕は偏見を受けやすい方だから(笑)、あんまり人種で人を判断したりしないほうだ。
尊敬する先輩や、仲のいい友達にも在日韓国人はいっぱいいるし、
日本人だからといっても、理解できない奴がたくさんいる。
その上で、ちょっと言わせてもらいたい。
『あちこちで韓国人の評判が悪すぎる!!』
当初、韓国人に偏見を持っているのは日本人だけだと思っていた。
ところが、あらゆる国で韓国人に対する公然とした批判を聞かされるたびに驚いた。
もしかしたら僕が日本人で、日本と韓国が仲が悪いと思って
おべんちゃらで言っているのかと最初は思っていたくらいだった。
しかし話を聞くたびに、しっかりとした理由があるようだ。
女に手を上げる、ひき逃げをする、金の力にものを言わせようとする、
すぐに政治的な力を使おうとする、どなりつける・・・etc
早い話、まとめると『傍若無人』だということだ。
実は昨日の晩御飯の帰り道、路上で事故現場に遭遇した。
幸い事故といっても大したものではなかったみたいだけど、
なぜか止まっている車の上に、人が座り込んで、周囲の連中も殺気だっている。


意味がわからないので聞いてみると、この座り込んでいる人を車で巻き込んで
そのまま走り去ろうとしたので、他の人が追いかけて車を止めたそうだ。
そして聞こえてきた言葉、「また韓国だ!」
このあたりで、他の人からも韓国人のひき逃げの評判をいくつか聞いていたけれど
かなりの偏見に満ちた話だろうくらいに思っていた。
でも実際に目の前で見せられると、これはもはや偏見でも何でもなくて事実だ。
しかも、警察官が来ているのにそれでも降りてこない。

必死になって誰かに連絡を取っているようだ。

みんな窓をバンバン叩いたりしているが、この国の人々はやっぱり優しいと思う。
下手な国なら今ごろ引きずり出されてリンチされていても仕方ない行為だ。
それにしても、どうしてこんなことをするんだろう?
自分たちの評判を聞いたことが無いんだろうか?
僕も自分の行動一つ一つが、日本の評判を左右するのかも知れないな
と、久しぶりに真面目なことを考えてみた瞬間だった(笑)

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喜んでくれなかった(笑)

あの洪水も朝起きればすっかりとひいていて、後にはボロボロになった道路だけが残っていた。 冗談抜きで本当にボロボロになっている・・・ 舗装路が砂利道に変わっている(笑) 穴ぼこの数も大げさでなく倍増しているから、バイクの運転なんて危ないなんてもんじゃない。

その肝心のバイクに乗ろうと思ったら、ガソリンが空っぽだったので買いにいった。 嫌に燃費が悪いなんて思いながら給油すると、「これ、ガソリン漏れてるよ♪」と指摘された。 なるほど確かに下のほうから漏れている、というよりドバドバとこぼれている・・・ エンジンもかからない、というか、かかったら燃えていたかもしれない(笑)

いつも親切なこのあたりの人は、ご丁寧に近所の修理屋まで自転車に乗って連れて行ってくれ値段を聞いてくれて、しかも日本語で通訳までしてくれた。 どうやら日本語のガイドをしていた人だったらしい♪


なにやら修理屋のおじさんが分解を始めると、部品に完全に穴が開いてしまっていたことが判明


早速近所までひとっ走り部品を調達しに行ってくれて、直してくれた。 工賃部品代込みでしめて9000リエル、2ドル25セントなり。 ありがたくて頭が下がります。。。

実は先日からアドバンテージネットワークの女性理事2名が、こちらに視察に来ているんだけど、その二人を乗せて、われらがダラの運転するトゥクトゥクで孤児院に向かった。 もう近所では水もひいていたし、大通りからなら孤児院に行くにもなんの問題もないので、僕がいつも使う裏通りののどかな道から行くことにした。


油断していた...(笑)

このあたりの土は粘土質だから、ぬかるんでしまうとどうにもならない。 トゥクトゥクが進まなくなってしまったので、降りて泥の中を押す羽目になった。 しかも何度も(笑) いやいやぁ、お二方お疲れ様でした♪ アジアを楽しんでいただけたのなら幸いにございます。

まぁ、孤児院の視察の話は次回に取っておくとして、今日は日本的には珍しい北朝鮮レストランに足を運んでみた。 カンボジアは北朝鮮と国交もあるし、もし北朝鮮に旅行してみたいなら比較的、と言うより非常に簡単にビザがおりるらしい。


喜び組が踊ってくれるという話だったので、行ってみると全く人の気配が無かった。 が、閉まっているのかと思ったら営業をしていた。 ざっと数えて600人が普通に座って食事が出来るスペースに、僕たち3人。

食事はこのあたりの相場にしては高いけど、かなり美味しい。 ノースコリアって言ったら少し嫌な顔で苦笑いされた・・・どうやらそういう呼び方はしないようだ。 英語は全くと言っていいほど通じない、がすごく気を使ってくれているのが伝わってくる。

悪の枢軸で、犯罪者集団の国、誰一人笑顔の人なんか存在していない、っていうような報道のされ方をしている北朝鮮だけれど、実際のところはわかりはしない。 少なくともこの子達の笑顔は、ごく普通の女の子だったような気がしたけれど・・・

でも、やはり客が少なすぎたのか、喜び組のショーは見ることが出来なかった・・・ 

喜び組、喜ばず・・・・・・・残念

あっ、ちなみに北朝鮮はノースコリアではなく『DPR Korea』と製品などには書いてありました♪

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ロマンティック

昨日ブログにいい加減に洪水も見飽きたとか書いたから、次を用意してくれた。
シェムリアップ全体の停電♪
残念ながら停電くらいは日本でもあることだから、別段目新しさはないけれど
宿の人がすぐにろうそくをを部屋に持ってきてくれて、やわらかい光が灯ると
案外これもいいかも知れないなとか思った。


部屋の外に出るとサラがフロントに状況を聞きに行って戻ってきたところだった。
どうやら外に停電用のジェネレーターを設置しているので、
すぐに電力が回復しそうだってことだった。

彼らの努力の甲斐あって(多分使い方なんか良く知らなかったと思う。。)
程なくして電力が回復した。なんとなくちょっと残念(笑)
ただし、電力が回復したのはジェネレーターを設置していた数箇所だけ。
サラとポールと食事に出かける予定だったので、一緒に真っ暗なパブストリートに
ふくらはぎまで水につかりながら歩いていった、「ワニがいたら嫌だよね~(笑)」とか言いながら。
一体僕はなんてところにいるんだろう・・・(笑)

外から見たら真っ暗だったレストランも、店内を見てみれば各テーブルにろうそくが灯って
なんともロマンティックな感じに仕上がっている。
カップルにとってはいいプレゼントになったのかも知れない。

うーん、やっぱり欧米人は絵になるなー

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