ポールとサラへのプレゼント

僕がカンボジアに滞在しているときに、

ある会社の研修でカンボジアに来ていた女の子が

孤児院にボランティアをやりに来ていた。

この会社の研修がとっても格好良くて

希望者に英語圏の国でコミュニケーションを取る経験を積ませるプログラム

っていうのを行っている。

そしてそのプログラムを1年間優秀にこなした人には、

自由に他の国で更なる経験を積む機会を与えてくれるそうだ。

カンボジアという英語圏の国ではないところに来ていると言うことは

彼女はもちろん優秀な成績を残したということだったんだろう・・・

その際カンボジアにに企業側から彼女を撮影するようにということで派遣されてきていた人がいた。

ケンさんって人なんだけれど

過去にはモトクロスバイクでオーストラリアを横断したり

自転車でニュージーランドを走ったりっていう

男の憧れの冒険旅行をすでに経験しているかっこいい人だった。

そんなケンさんから今日メールを貰った。

そこに貼られていたURLにアクセスすると

ポールとサラへ子供たちからのメッセージが詰まったビデオ

http://fia-adventureschool.com/cambodia/salapaul.html


っていうやつを僕も知らない間に撮影して作ってくれていた・・・

ポールとサラの感激する姿が手に取るようにわかる僕としては

このプレゼントが彼らの宝物になるであろうことは容易に想像できる♪

ケンさん、まずは彼らの友人としてお礼を言います。

本当にありがとう!

後日彼らの感激のメールをそのまま転送させてもらいますね♪

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リアリティ

夕方の飛行機にてバガンからヤンゴンへと再び戻ることになった。
たぶん以前はマンダレイからも国際線が飛んでいたんだろうけど、今はヤンゴンからしか飛んでいないため、どうしても戻らないといけないので効率が悪い・・・
しかし今、バガンを離れて改めて思い返してみると、あまりにも現実ばなれした光景が広がっていたため、今一リアリティを感じることができていなかったように思う。
目の前にあるリアルな現実にも、リアリティを感じることが出来ないときがある

ということを知ることが出来たのは今回の旅の大きな収穫の一つかもしれない。
これはチベットで過ごした数日間に対しても同じことが言える。
人は自分の暮らしやすいレベルをよくも悪くも維持しようとする機能があるそうだ。
だから突然宝くじが当たって大金持ちになっても、気がつけば元の生活に戻ってしまっている、なんていうようなことが起こるらしい。
その暮らしやすさとかを比較できる限界を超えてしまうと、急に全てが現実的に捉えられなくなるんじゃないのかというのが僕の出した結論だ。
だから宝くじで大金を当てて『夢のような生活』を送っても、その生活が自分で夢のようだと思っている時点で、もうリアリティを感じることの限界を超えてしまっているということになる・・・
そしてリアリティを感じることの出来ない世界からは、知らず知らずのうちに体や心が拒否反応を起こし、元通りの安心して現実を感じることが出来る世界に引き戻されてしまう。
よく夢を実現する方法とか、引き寄せの法則なんていうよなものが巷にあふれているけれど、それは実現したい夢が全てこのリアリティを感じることの出来る夢かどうかにかかっていると言えるだろう。
ようやくとても素晴らしいけれど僕にはリアリティを感じることが出来なかった世界から、ヤンゴンに戻ってきた。
といったところでヤンゴンですらまだ浮世離れしている世界であることは確かだけれど・・・(笑)

ただヤンゴンは僕が行く前に想像していたような秘境ではなかった。
思いのほかビルや建物がたくさんあって、人通りも多いしディスコなどもたくさんある。


ちなみにミャンマーのお金は全てお札で1ドル1000キャッツ位なので
100ドルを両替するとこんなことになる。

ポケットに突っ込んだときにはつかの間の金持ち気分を味わった(笑)
明日はやっと文明のある都会、自由に情報がやり取りできる世界に戻ることが出来る♪
やっぱり僕には美しすぎる秘境より、泥臭い世界がまだまだお似合いのようだ・・・(笑)

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宝くじ

バガンがどれくらい原始的な街かというと、たとえばホテルの前に待機している乗り物は馬車のみである、とか、土産物屋で物々交換ができてしまうなど、日本に住んでいるとちょっと考えられないような生活をしている場所だ。

その割には今回宿泊しているオールドバガンにあるホテルは、明らかに外資系が建てたんだろうと思うくらい豪華で気の利いた造りになっている。



ホテルの敷地内にも遺跡があって、その横の河が見える場所がレストランになっていたりして、建物も施設もすべて雰囲気満点だ♪


敷地から出ればおよそ歩いていける範囲内はすべて遺跡が散らばっているから、わざわざどこかに観光に行くという必要すらない・・・



ただそれでは面白くないので、近所の人々の生活などを見ようと半日車をチャーターして出かけてみた。

これは牛を使ってピーナッツから油をしぼりとっているところ。

時間効率なんていう概念はここには存在しない(笑)

ここはほかにも椰子に木エキスから酒や砂糖を作って販売しているんだけど、適当に座ってお茶を飲んで豆などをあてに食べて(無料で・・・)帰ってもいいそうだ。

酒の蒸留だってこんな風に薪で炊いてやっている・・・

そんなとき宝くじ売りがやってきた。

聞いてみると一等賞は10万ドル(1千万円くらい)があたるらしい♪

せっかくなので試しに購入してみたら、僕が買ったくじの番号を一つ一つ手書きでノートに書き留めて、後で当たった時に照合できるようにしている。

1口10枚セットになっていたので、全部この店の人たちに1枚づつプレゼントしてあげた。



これで誰かが当たっていたら僕もちょっとした伝説になれるんだけどなぁ(笑)

市場に向かってみると藁ぶき屋根の下や露店でものを売っていて、こちらもいい感じに時代を感じさせてくれる。

基本的にビルマ人はみんなロジっていう巻きスカートのような民族衣装を男女とも身につけているから、こういう場所にたくさんの人が集まっていると本当に異国情緒を感じることができる。



カンボジアに来ていた外人が口をそろえて、ミャンマーがアジア最後の秘境だって言っていた意味がバガンに来てみてようやくわかった。

次はバガンの名所でもあるポタ山・・・こんなとんでもない崖の上に寺院がある・・・

有名どころで言うと元サッカー選手の中田英寿も2年前に来たんだよって教えられた♪

この国でもサッカーは人気スポーツのようで、原チャリのシートもなぜかサッカーチームになっていたりする(笑)

っていうかテレビあるんだろうか?家の中に・・・

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