宝くじ

バガンがどれくらい原始的な街かというと、たとえばホテルの前に待機している乗り物は馬車のみである、とか、土産物屋で物々交換ができてしまうなど、日本に住んでいるとちょっと考えられないような生活をしている場所だ。

その割には今回宿泊しているオールドバガンにあるホテルは、明らかに外資系が建てたんだろうと思うくらい豪華で気の利いた造りになっている。



ホテルの敷地内にも遺跡があって、その横の河が見える場所がレストランになっていたりして、建物も施設もすべて雰囲気満点だ♪


敷地から出ればおよそ歩いていける範囲内はすべて遺跡が散らばっているから、わざわざどこかに観光に行くという必要すらない・・・



ただそれでは面白くないので、近所の人々の生活などを見ようと半日車をチャーターして出かけてみた。

これは牛を使ってピーナッツから油をしぼりとっているところ。

時間効率なんていう概念はここには存在しない(笑)

ここはほかにも椰子に木エキスから酒や砂糖を作って販売しているんだけど、適当に座ってお茶を飲んで豆などをあてに食べて(無料で・・・)帰ってもいいそうだ。

酒の蒸留だってこんな風に薪で炊いてやっている・・・

そんなとき宝くじ売りがやってきた。

聞いてみると一等賞は10万ドル(1千万円くらい)があたるらしい♪

せっかくなので試しに購入してみたら、僕が買ったくじの番号を一つ一つ手書きでノートに書き留めて、後で当たった時に照合できるようにしている。

1口10枚セットになっていたので、全部この店の人たちに1枚づつプレゼントしてあげた。



これで誰かが当たっていたら僕もちょっとした伝説になれるんだけどなぁ(笑)

市場に向かってみると藁ぶき屋根の下や露店でものを売っていて、こちらもいい感じに時代を感じさせてくれる。

基本的にビルマ人はみんなロジっていう巻きスカートのような民族衣装を男女とも身につけているから、こういう場所にたくさんの人が集まっていると本当に異国情緒を感じることができる。



カンボジアに来ていた外人が口をそろえて、ミャンマーがアジア最後の秘境だって言っていた意味がバガンに来てみてようやくわかった。

次はバガンの名所でもあるポタ山・・・こんなとんでもない崖の上に寺院がある・・・

有名どころで言うと元サッカー選手の中田英寿も2年前に来たんだよって教えられた♪

この国でもサッカーは人気スポーツのようで、原チャリのシートもなぜかサッカーチームになっていたりする(笑)

っていうかテレビあるんだろうか?家の中に・・・

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