ロマンティック

昨日ブログにいい加減に洪水も見飽きたとか書いたから、次を用意してくれた。
シェムリアップ全体の停電♪
残念ながら停電くらいは日本でもあることだから、別段目新しさはないけれど
宿の人がすぐにろうそくをを部屋に持ってきてくれて、やわらかい光が灯ると
案外これもいいかも知れないなとか思った。


部屋の外に出るとサラがフロントに状況を聞きに行って戻ってきたところだった。
どうやら外に停電用のジェネレーターを設置しているので、
すぐに電力が回復しそうだってことだった。

彼らの努力の甲斐あって(多分使い方なんか良く知らなかったと思う。。)
程なくして電力が回復した。なんとなくちょっと残念(笑)
ただし、電力が回復したのはジェネレーターを設置していた数箇所だけ。
サラとポールと食事に出かける予定だったので、一緒に真っ暗なパブストリートに
ふくらはぎまで水につかりながら歩いていった、「ワニがいたら嫌だよね~(笑)」とか言いながら。
一体僕はなんてところにいるんだろう・・・(笑)

外から見たら真っ暗だったレストランも、店内を見てみれば各テーブルにろうそくが灯って
なんともロマンティックな感じに仕上がっている。
カップルにとってはいいプレゼントになったのかも知れない。

うーん、やっぱり欧米人は絵になるなー

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カンボジアンナイト

カンボジア史上最悪の洪水となった今日、ダラから電話がかかってきた。
「ケンゴ、今日何も予定がないなら飲みに行こうよ!」

一体こんな状況の中、外国人の僕にどんな予定があると思っているんだろう(笑)
なんだかよくわからないまま、ダラとその友達のナイが運転するトゥクトゥクに乗せられて
今や完全に川になってしまっている道を・・・

向かった先にあったのは、真っ暗な路地を入っていった先にある
なんとも怪しげな光を放つ、ローカル専門のナイトクラブだった。


そもそも入り口にいるスタッフからして、誰一人英語すら話せる気配は無い。
中から出てくるのも、調子よく出来上がったカンボジア人オンリーだ♪
そしてエントランスを入って中に進んでいくと、

仏壇が僕を出迎えてくれた(笑)
ステージの上では女の子が入れ替わり立ち替わり歌って踊っている。

日本だったらこの洪水が、号外ニュースが配られるくらいの大惨事っていうことなど
誰一人気にかけている様子すらない。
どうやらこの店は、一人に一人ずつ女の子がついて接客してくれる
いわゆる日本で言うところのキャバクラ方式のようだけど、女の子のチャージは必要ないらしい。
生ビールをピッチャーで注文し、小腹も減ったから料理もお任せで注文した。

実はこの中華だと思われる料理、マジで美味しかった。
ふと上を見上げると、室内だと思っていたこの空間は半オープンになっていた。

毎年絶対に雨季が存在し、その度に大量の雨が降るこの国で、
ナイトクラブに元々半分屋根が存在していないってのが、なんともイカシている。
結局みんなでビールをピッチャー10杯飲み干して、お会計をしてもらった。
無理やり払おうとする奴ら二人を押しとどめて、取り上げたチェックビルに書かれていた金額は
なんと25ドル、日本円にして2千円ちょっとだ(笑)
いったい原価はいくらなんだろう??

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どこでもドア(笑)

ラッキーなことに今朝、目が覚めると僕はベニスにいた♪

昔からドラえもんの道具で唯一欲しかった道具が『どこでもドア』だった。
これさえあれば、金が欲しけりゃ銀行の金庫の中に行けばいいし、
宝石だって旅行だって思いのまま、何だって手に入る(笑)
そう、僕は子供のときからかなり現実的な子供だった♪
今日、もしかしたらその夢がかなったのかも知れない(笑)

っていうか、実際の話さすがにここまでの洪水になったのは、
現地人も知っている限り初めての出来事だそうだ。

ちなみ言うと僕は結構名の知れた雨男だ。
中学の同級生とたまに波乗りに行くときに、天気が悪かったりすると
露骨に僕のほうを見て嫌な顔をされる...
その後輩たちもみんな真剣に僕のことを雨男だと信じているようだから困る。
その昔、レースをしていたころも、僕が車に乗り込んだ瞬間に突然雨脚が強くなり
レースが一時中断されたこともある(笑)
今までに海外旅行に行って、雨が降らなかったのはドバイとラスベガスだけ。
そう、二つとも砂漠の都市だ。

それでも学校に行くのか?
と言うよりやっているのか、そもそも??

屋台もちゃんと営業中、お客様もこの通り笑顔です♪

せっかくなので僕も水着に着替えてバイクで走ってみた(笑)
これ以上深いところに行くと、さすがに危っかしくて片手を離せない...

実は今年のカンボジアは雨が少なくて、貧困の村に水が無くなって
政府がかなりの金額をかけて、先月水を配ったばかりだそうだ。
もう少し早く僕を招待してくれれば、その金額の十分の一で雨を降らしてやったのに・・・

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