『絶対に滑らない男』ことアッキーは、前回のエントリーに書いたコブラ酒事件の後ホテルに戻ってから、かなりの時間吐き続けていたそうだ(笑)
(参照)
・『滑らない男』参上!!
http://hugs-int.com/kengo/archives/1130
だいたい思い返せば、シェムリアップに到着した時点で奴は「ちょっと数日前から胃腸の調子が悪くて薬を飲んでいたんですけど、もう大丈夫になりました!」とか僕に言っていたのに、どう考えてもあんなやばそうな見た目の酒を自分から購入して飲むなんて、自虐テロだとしか思えない・・・(笑)
まぁ、それでも翌日には吐いたおかげですっきりしたとのことで、無事に予定をこなせそうな感じに復活してくれたので良かった♪
あのまま寝込まれでもしたら、いったいこんなとこまで何しに来たのか益々理解に苦しむところだった・・・(-。-;)
というわけで、まずアッキーを連れていったのは現在豚舎を建築中のダラの家の前。
(参照)
・豚舎建築中@ダラの村
http://hugs-int.com/kengo/archives/1125
シェムリアップの水瓶、バライを経由してからダラの村に入ったので、ここの村の土地の優位性を肌で感じていたようだ。
そして地平線まで遥かに見渡せる雄大な景色の少し奥まった場所にある、この豚舎とその周りで自由に走り回っている鶏たちを見せながら、僕はあっきー自身がビッグになって社会に還元も出来るアイデアを話して聞かせた。
実はアッキーは大阪で焼き鳥屋を2店舗経営している。
僕の友人たちもたくさんそこに通っているようだけれど、タレや焼き加減などといった評判は抜群にいい。
そんな鳥野郎のアッキーが、ここで太陽の下自由に走りまわって、有機物のみを食べて育っている鶏を見て何も感じないはずはないと踏んでいた僕は、「僕の買った土地の隣の土地を手に入れてやるから、一緒に養豚と養鶏ビジネスをしてみないか? そして年内にシェムリアップに焼き鳥屋の第3号店、すなわち記念すべきアジア1号店をオープンさせよう!」と提案した。
実は日本料理屋をするなら日本でやるより海外でやる方が、はるかに競争率が低く成功する可能性が高い(これはホリエモンも以前ブログがなにかに同じような意見を書いていた)
要はいきなり海外進出する根性さえあれば、その方が確実に成功への近道だってことだ。
そして日本食は外国人も大好きで、その中でも手軽に楽しめる焼き鳥などの『串系』は差別化という意味でも非常に有利だし、ここシェムリアップは日本食ブームが続くヨーロッパ出身の人が圧倒的に多い場所だ。
さらに言うと、カンボジアに一度も来たことがない人はピンと来ないかもしれないが、今やここは10年前の中国だと言われている・・・
この10年間というもの、中国がどれだけ力強い成長をしてきたかを今更説明する必要はないだろう。
特にシェムリアップには数ある世界遺産の中でも、10本の指に入る遺跡「アンコールワット」があるというのも有利な材料だ。
そんな中、今から養豚ビジネスを手がけながら養鶏も同じようにスタートさせておけば、自分の店で使う鶏の仕入れコストが限りなくゼロに近づく。
しかも自らが手塩にかけて育てた天然の鶏に、自信のあるタレと焼き加減で勝負して不味かろうはずもないし、現地には新たな雇用を生み出すこともできる。
この機会に一歩日本の外へ踏み出してビジネスをする勇気さえ持ってもらえれば、後は最低でもアジア全域をターゲットとして捉えることの出来る感性が身につくはずだから、次の店舗がバンコクだろうがホーチミンだろうがどこの国であったって、あまり抵抗なく一番メリットの多い場所を広い範囲で選ぶことが出来るようになる。
と、ここで話は変わるけれど、その後アッキーを連れてうちの孤児院に行った際、これから孤児院がスタートさせるサンセットツアーのシャンパンを冷やすための冷蔵庫を寄付してもらった。
(参照)
・サンセットツアー
http://hugs-int.com/kengo/archives/1111
バイクに乗るのにヘルメットを被っていたおかげで、僕の髪型が最近のオヤジでもやらないくらいの見事な七三分けになっている・・・(T▽T;) ダサいぜ俺・・・
写真を貼るのをやめようかとも思ったが、せっかく冷蔵庫を寄付してくれたアッキーに免じてアップしました(笑)
ありがとうアッキー!!
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