バンコク空港ににて

今朝は5時に孤児院を出発するという計画に変更になったので朝の4時に自宅を出発し、昨夜の大雨の余韻がまだ残る雨の中トゥクトゥクに乗って孤児院に向かった。 暗闇と雨でかなりぬかるんでいる道をなんとか孤児院までたどり着き、後はバスが来るのを待つだけになっていたときに、フィフォンに電話が入った。 

「昨日の雨のぬかるみにバスがはまり込んで動けなくなった」・・・

またしても朝からやってくれる。いったいなんの力が働いているのかしらないけれど、いつまでもゆっくりと安心させてくれない。結局バスが『孤児院から3キロ離れた大通りまでしか来ることが出来ない』という話になって、僕達は孤児院のピックアップトラックと近隣住民のバイクに分乗して、ピストン輸送で大通りまで出ることにした。


せっかく通ってきたぬかるんだ悪路を、再び今度は雨の中バイクの後ろに乗って、ビチョビチョになりながら引き返すことになった・・・ 何ともいい思い出だ♪ これが僕達を迎えに来るはずだったバス。 脱出するの大変だろうな。

時間的に予め余裕を持って集合していたことが幸を奏し、予定より2時間遅れの出発にもかかわらず充分な余裕を持ってプノンペン国際空港に到着。その後は、『いつも』のカンボジアらしい異様な作業の遅さで搭乗時間ギリギリに全ての手続が完了(笑) 待ちくたびれるとよく言うけれど、本当に待つことでクタクタになっている子供たち・・・

そして現在は無事にバンコク国際空港にて日本行きの飛行機の搭乗待ちです♪ 子供たちも、そして日本で待っている皆さんも、本当に長らくタップリとヤキモキ・ヒヤヒヤ、お待たせいたしました。もうすぐ夢の時間の始まりです!!

ツイッターのフォローもよろしくです↓

Twitter Icon

大パニック!!

いや、まさか最後にこんなオチが待っていようとは想像すらしなかった。。。 そもそもの始まりは今日の昼、明日の出発に備えて最後の必要品のチェックなどを行っていた時だった。僕が冗談で「まさかタイ入国にビザなんて要らないよな~(笑)」と言った一言に、その場にいた全員が凍りついた(((( ;°Д°))))

「要るかも知れない。いや、きっと要ると思う・・・」とみんなが口々に言い出して、パニック状態。基本的にどこに行くにもビザなんて要らない僕も、通過するだけのタイのビザに関しては完全にノーマークだった。すぐさまネットで調べてタイ大使館に電話をすると「もちろん必要です」という悪魔の返事。カンボジア入国のようにアライバルビザ(入国時に申請できるビザ)があるのかな、と最後の望みをかけてみたけれどそれもない。プノンペンまで行って申請するしか無いという・・・

ヤバイ。 アリエナイ。ドウスルンダヨ!!!

色々と考えた結果、唯一可能性があるのはカンボジアを飛行機で出国し、タイに入国しないままで日本まで行ってしまうこと。しかしそのためには主催者のせいきゅんの許可をもらわなくてはならないし、57人分の明日フライトのエアーチケットを抑えなければならない。すぐさま孤児院からシュムリアップタウンまで引き返し、その間にプノンペンに住む友人にもアドバイスをもらいながら、バンコクエアウェイズにブッキングの手配を頼む。シェムリアップからとプノンペンからバンコクに向けて飛行機が出ているが、全員分おさえられない場合のことも考えて、ベトナム入国にカンボジア人はビザが要るのかどうかも調べさせた。そうすれば陸路でホーチミンに入ってというルートからもバンコクに飛べる。

次に既にブッキングしてあるバスのキャンセルだ。ところがもう既にバスをおさえてあるとか言ってキャンセルに応じない。航空運賃を調べた結果プノンペンからバンコクに入るほうが安いということ、そして乗り継ぎ(日本行き)の便に間に合う時間のフライトが確保出来るということ、などからプノンペン発のフライトをおさえることにした。そして先程のバス会社に電話をして「どうせバスをおさえてあるのなら、行き先をバンコクからプノンペンに変更しろ!」と押し切って、プノンペンまでの移動手段も確保した。

このことによって急にかなりの出費が増えることになってしまったにもかかわらず、せいきゅんの素早い英断で飛行機のブッキングをすることが出来たおかげで、どうにか無事予定通りみんなで日本に行くことが可能になった。

せいきゅん、本当に、本当にありがとう!!

ってなわけで、僕達は明日の朝5時に孤児院を出発し、陸路プノンペンに向かい、そこからバンコク国際空港を経由して、明後日の朝7時に成田空港に到着します!

みなさんとお会いするのを楽しみにしています!

ツイッターのフォローもよろしくです↓

Twitter Icon

稚魚放流@養殖池

いよいよ4日後に迫った日本行き。っていうか最近ブログの出だしが毎日この話題だ(笑)  まぁもう少しなので勘弁してください・・・。実は今回の日本行きに際して僕達が一番恐れているのがパスポートの紛失だ。基本的には大人が一括して管理しておく予定だけれど、どうしても子供たちが自分で管理しなければならない場面が出てくる。出入国手続きやセキュリティーチェックなどの場合だ。基本的に初めての経験ばかりでテンパッてしまっているであろう子供たち、しかもただでさえよくモノを無くす子供もいるわけだから、ここに関してはいくら注意しても足りないくらいだ。

そんな話を先日からカンボジアを訪問してくれている、ミスター美味しいとこ取り』いつでも途上人(繋ぐ社労士)こと関屋さんにしたところ、やっぱり美味しい部分をしっかりとかっさらってくれた♪

カンボジアシルクで作られたポシェットを子供たち全員に一つづつプレゼントしてくれた!

ディズニーランドに行くときも子供たちに2500円のお小遣いが支給されるそうなので、その時にも役立ちそうだし、これでパスポートを無くしてしまう心配もかなり減った。 もちろん僕は「これを紛失した時はそのまま牢屋に入れられて、カンボジアに一人で帰ってくることになるからな!」という脅しをしっかりと入れておいたけれど(笑)

関屋さんありがとう!!

さて、そんな毎日のおかげでちょっと支援ビジネスの方が中々報告できていなかったけれど、昨日ようやく養殖池に放流する稚魚を仕入れることが出来た。
(参照)
養殖池続報
http://hugs-int.com/kengo/archives/1199

本来はティラピアという魚を養殖する予定なんだけれど、まだ水質の安定や経験が足りないということもあって、まずはカンボジアでもっともメジャーで養殖経験者がたくさんいる『トライプラ(英語名は忘れた)』という魚を養殖することにした。 稚魚を販売している業者の池に行くと、網で魚をすくい上げてきてくれる。

今回飼育するのは14000匹。 これを数えるのは無理なので、100グラムあたり何匹いるかカウントして重さでおおよその数を算出して取引する。 ところが相手の所にあったのは100キロまで量れるような大きなはかりだ・・・(笑) こんなもんで正確に100グラム単位を量れるわけが無いじゃないか! というツッコミを入れてもここはカンボジア。 次回から自前のはかりを用意しようと心に決めた。 しかしスゴい数だね~♪


この魚を我らが養殖池まで運搬してくれるんだけれど、もちろんその運搬はトゥクトゥクだ。

カンボジアでバイクもしくはトゥクトゥクで運べないものは無いんじゃないだろうか??(笑)
(参照)
カンボジア風
http://hugs-int.com/kengo/archives/1204

池に到着するとおもむろに魚をザルですくって、約30メートルを猛ダッシュ!! 池に放流。 何もかもがいい感じにアバウトだ・・・

後はこの池の中の魚たちが無事に育ってしっかりと利益を生み出し、次なる支援ビジネスへの展開である『学校や図書館など村に必要なインフラを整備し、自分たちの力でそれを継続発展させていく』という目標に近づけたい。 第一回目の結果は約半年後! 楽しみだ!!

ツイッターのフォローもよろしくです↓

Twitter Icon