AGRIBUDDYがベンチマークの一つとして捉えている、アメリカの農業経営支援サービスのFarmLogsが、昨年のラウンドAでの資金調達4Mドル(約4億8千万円)に引き続き、今回のラウンドBで10Mドル(約12億円)を調達したらしい。
はてさて、いくら位のシェアをこの調達に割り当てたのかはわからないけれど、10%くらいで調達してるんだろうか?ってことはバリュエーション100Mドル(120億円)ってところなのだろうか?いずれにしても素晴らしいことですね。AGRIBUDDYをやっている僕たちにとっては物凄い追い風のニュースだし、このような農業系のサービスがちゃんと世間からの評価を受けて、資金調達ラウンドの時点でバリュエーションが100億円を超えてくるはずだという僕の考えが、ただの妄想では無かったということがこうやって証明されていることが、なによりも嬉しいです。
彼らはアメリカの農家をターゲットしていて、農業のIT化は遅れているけれど少なくともインターネットやコンピューター、スマホが普通に使われている層へのアプローチを行っている。片や僕たちAGRIBUDDYは、ネット回線は整備されているにも関わらずインターネットに接続していない、もしくはスマホを持っているにも関わらずネットに接続したこと無い、Googleアカウントすら持っていないという層にアプローチしている。
僕たちは日々、農村でAGRIBUDDYのインストールを行って使い方の説明をしたりしているのだけれど、間違いなく自分たちが「世界で始めて彼らをインターネットに接続させた」という実感を持ちながら仕事をしている。自分たちが作ったサービスを、世界の誰もがまだ足を踏み入れていない領域に広めていくというのは、確かに困難で手間が掛かる作業でもあるのだけれど、ここから得られる果実は非常に大きいという僕の考えもまた、今後証明されていくことになるはずだ。
さぁ、頑張ろう!