もしかして英語なんていらなくね?

泊まっていた例のホテルからパッタヤービーチまではちょっと距離が有ったので、移動の足としてバイクをレンタルしました。ちなみに僕は日本国発行の国際免許は持っておらず(日本の免許証はもちろん持ってますw)、財布にはカンボジアの免許証しか入れていませんが、そこはさすがにThe猥雑王国パッタヤー、パスポートの確認だけで簡単にバイクを貸してくれました(笑)

で、ただでさえいつもタイ人だと思われてタイ語で話しかけられる僕と、その後ろにはこれまたいつもタイ語で話しかけられるカンボジア人がバイクに2ケツでウロウロしてるんだから、外国人からすれば完全に現地人だと思われても仕方ないシチュエーションだったと思います。案の定ロシア人から道を尋ねられました。

ただ想定外だったのは、こやつが僕たちに対してなんの躊躇いも臆するところもなく、堂々とロシア語で質問してきたことです(笑)

いやいや、だいたい僕はロシア語なんて「ダー」と「スパシーバ」と「プーチン」くらいしか知りません。そんな僕に対してこの男、全く普通にロシア人に話しかけるようなスピードと自然さで道を訊ねてくるんですよ、これが。 まぁ地図見せてるから道を聞いてるんだろうなくらいはすぐに分かった訳ですが、僕が英語で質問したりしてもそりゃあもう当たり前のようにロシア語で返事してきます。しかもあろうことか同意まで求めてくる始末です。

もう全く僕の英語が通じているのか、それとも本当に一言も英語がわからないのかすら想像出来ない状況だったのですが、不思議なことになんとなくお互いに話が通じてるんですよね。僕も相手が何を言いたいかとか大体つかめて、説明したら相手も理解してるようでロシア語で更に質問してくる(笑) いや、せめて片言とか単語一言くらいは英語使おうよくらいに思ったのですが、まぁなんとなくわかるからいいやなどと思っていたら、最終的にちゃんと知りたかったことは理解できたようなので、「スパシーバ」と言って笑顔で立ち去って行きました。

ええ、実は本当に奴が話していたのがロシア語だったと確信できたのは、この「スパシーバ」という言葉を聞いた時ですがなにか?

でもね、そこで僕思ったんですよ、「僕、今なんで一生懸命英語で話してたんだろう?」って(笑) あれっ?もしかしたら日本語でも通じてたんじゃ無いのか、みたいな・・・。 なんかね、もうコミュニケーションってやっぱり語学力有りきじゃないんですよ、絶対。いや、もちろん英語話せたほうがいいに決まってるんだけど、別に話せないからといって卑屈になったり、無理して話せないのを話せるふりするくらいなら、いっそこのロシア人みたいに完全に日本語で堂々と相手が理解するまで話せばいいんじゃないかと思うわけですよ。

僕が思うに、日本人が英語を苦手とする理由って、絶対に白人コンプレックスっていうか、なんちゅーかわかり易く言うと卑屈になりすぎてるんです。綺麗な発音がどーだとか正しい文法があーだとか、失礼にならない話し方はこーだとか・・・。そんなことよりも、ビビらず日本語混じりでもへんてこりんな英語でも、もっと言うと日本語だけでもガンガン話しかければいいんですよ。相手のこととか気にしてたり、これじゃ恥ずかしいかなぁとか考えたら負けです(笑)

大切なのは無理矢理でもいいから相手に自分の言いたいことを理解させること、そして相手にこちらが理解するまで説明させること。これのみなので、みんなもっと大胆にいきましょうね♪

ツイッターのフォローもよろしくです↓

Twitter Icon

もしかして英語なんていらなくね?」への4件のフィードバック

  1. ピンバック: タイで無免許運転疑惑w | 北浦健伍の「僕、カンボジアに住んじゃいました」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です