誰が僕の咳を止めてください・・・

久々に風邪をひいた。 いや、風邪気味になることはよくあるけれど、熱が出たりこじらせたりすることなど、もうずいぶんと長年無かったのに今回はてきめんにこじらせてしまった・・・

多分原因は先日新たな農地を探しにジャングルの奥に行ったときに、車では入っていけないからとバイクのケツに積まれしこたま土埃を吸い込んだからだろう。地面が細かい粒子の土というか砂だから少しバイクが走るだけで空気中が真っ白になるくらい土埃があがる。

しかし生まれた時から日常的にこの土埃を吸い込んでいる現地の人は健康に問題ないんだろうか?

都会育ちの軟弱な僕は今後マスクの用意を怠らないようにしないと、とてもじゃないが彼らと同じようなことをしていては身が持たないということを改めて知らしめられました。

ちなみにこの橋は雨季になると水没するらしい・・・ 相変わらず意味がワカリマセン(笑)

さて、先日ブログでも紹介した司法書士法人新宿事務所 スタッフ佐藤さんの音頭で始まった、新しい村での養豚ビジネスもようやく当初の母親豚10匹分の豚舎が完成しました。
(参照記事)
・新しいプロジェクト
http://hugs-int.com/kengo/archives/1257

今後母親豚を随時増やしていき、ゆくゆくは母豚70頭、年間生産目標頭数1400頭の豚舎にする予定です。 と、まぁそういう予定でスタートしているのだけれど、これが中々そう簡単にはいかない・・・ 出だしからいきなりカンボジアらしい洗礼を受けることとなりました。

井戸を掘っても水が出ない。

井戸掘り業者もあきらめ顔で苦笑いするしか無い(笑)

別の「うちなら絶対にやって見せる!!」という意気込みの業者にもお願いしたけれど、やっぱり出なかった。 どうやら水脈から外れているこの地域では、人力で掘り進めることが出来る程度の深さでは水が出てこないようだ。

この話を聞いた佐藤さんも心配してくれ、さっそく『上総掘り』という手法で以前カンボジアで水が出なかった地域に井戸を掘った方法を紹介してくれたけれど、それを出来るカンボジアの業者がいるのかどうかがさっぱりわからない。

当面は近隣の溜池の水を使いながら最良の方法を検討してくことにした。

あぁ、そうそう。 カンボジアに井戸を掘るためにどこかのNGOに10万円とかを寄付しようとしているそこのあなた!! それだけあれば重機を持ち込んで地中奥深くまでパイプをねじ込んでここに井戸を作り、更にお釣りで母豚が買えるので寄付大歓迎ですけどいかが??

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誰が僕の咳を止めてください・・・」への3件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    私は、セキュリテ(LIVING IN PEACE)というところで、カンボジアのマイクロファイナンス機関への小口ファンド(1口3万円)を購入したのですが…
    それくらいの金額の融資(そうした出資金を集めて運営して、うまくいけば、3年後に原資を返してもらえるか、現地での再投資に使えるか選べる)といったことができるのなら、参加してみたいです。
    セキュリテの農産物ファンドのように、収量(利益)によって配当が多少変わるとかだと、より興味を持たれる方も増えるのかもしれませんが。
    (法律上そうしたことが可能かは詳しく知りません…)
    母豚1頭のオーナー募集といったものも興味があります&面白い気がします。
    (豚の成長の様子などをブログで定期的に報告することもできそうですし)
    お体の方、くれぐれもお大事にしてくださいませ。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >わらわら@HSPさん
    そうですね、小口での投資参加と言うのは非常にオモシロイしハードルが低くなるので、より多くの人が参加してくれることにもつながりますものね。
    ただ、HUGSとしては今のところ小口での投資受付は検討していない状況です。理由は幾つかあるのですが、主には「たくさんの投資家を集めるためには広告もしなければいけないし、書類を取りまとめたりするための人員も雇わなければならない。その部分に経費の多くを割くことになってしまっては意味が無い」というものです。
    日本では金融商品取引法という法律によって、このあたりのことは細かく定義されているのですが、これをクリアするためにかなりの費用が嵩んでしまうのも事実です・・・
    事業ですからもちろんリスクも有りますし、まずはもっと実績や経験を積んでいくためにも見ず知らずの個人様のお金を預かるよりも、直接知り合いの人や企業からの出資でどんどんと挑戦していきたいと考えています!
    いつも応援、アドバイス本当にありがとうございます!!

  3. ピンバック: 水が・・・ | 北浦健伍の「僕、カンボジアに住んじゃいました」

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