残念ながら列車のベッドはマットレスがとても硬くて、尾てい骨がいつも痛い僕にとって仰向けで寝ることが出来ないという辛い事実が待っていた・・・
でもそれを除けば快適で、以前日本で乗ったブルートレインよりよっぽど乗り心地が良かった。
まぁ今はその寝台特急銀河も廃止されてしまって、もう乗れないらしいけれど・・・
目的地の駅に着いたときは(いつもの調子の僕は目的地の駅名を未だに知らない)まだ外は暗くて、これまたかっこいい雰囲気だった♪
ハロン湾で一緒になったドイツ人がこのサパに先に行ってきたらしく、むちゃくちゃ寒くて雪まで降ってたよなんていう情報をくれたものだから、気合を入れてダウンジャケットまで引っ張り出していたけれど、全然寒くなかった(笑)
駅からサパまでは車で1時間くらいずっと山を登っていく。
かなり開けた感じの観光地になってしまっているサパは、少数民族の人たちがそれぞれの民族衣装を着てウロウロしている。
聞くところに寄れば4つの民族の人々が共存しながら暮らしているそうだ。
そのときに僕はふと昔何かの本で見た景色と説明文を思い出した。
確か中国の奥地かどこかの場所で山全体が棚田になっている場所に、いくつかの民族が共存しているというのを紹介していた文章だったんだけど、その写真を見ていつか行ってみたいなぁと思っていたんだったんだけど、きっとあれはサパのことだったんだと思う。
まさかこんなたまたまのきっかけで、あの時目に留まって心に焼き付いていた場所に来ることになるとはそれこそ夢にも思っていなかった(笑)
昨日の列車での旅もこのサパも、もっと言えばエベレストや地雷原、社会貢献活動や英語を使った仕事など、数えだしたらきりが無いほど自分が以前思い描いていたことが形になっている。
なんだか知らないけれど本当に良い感じだ♪
明日はこの更に奥地にある民族の村にホームステイにいく予定になっているんだけど、英語もほとんど通じないらしいし、景色はまさに僕のイメージいているようなものらしい・・・
あの時写真でみたような風景が見れるといいな。
ちなみにこのおばちゃん、良い感じの写真でしょ?
実は「写真撮るなら金よこせ」って言われてるところ(笑)
あぁ、やっぱりあなたもしっかりとベトナム人・・・