では次へ・・・

行こうかどうしようかずっと迷っていた場所がある。

ミャンマー・・・

よりにもよって僕の誕生日に日本人カメラマンの長井さんが政府軍に撃ち殺されて、詳細は一切不明のままという、ものすごくきな臭いにおいのする国だ。

この長井さんは軍事政権に対する民衆デモを撮影していて射殺されたんだけれど、このデモ自体がやらせだったなんて噂すらあるくらいで、一体外に漏れてきている情報の何が本当か良くわからない。

いつもなら世界の警察、おせっかいな正義のアメリカがサイレン鳴らして駆けつけるところなのに、ミャンマーに関してはその気配すらない・・・

軍事政権の後ろ盾は中国だと言う話が聞こえてくるからなんだろうけれど、まぁおおよそ政治なんていうものは正義とは一番遠い位置に存在している、ということが良くわかる話だ(笑)

そんなことはともかくとして、あちこち旅をしている外国人に話を聞くと、ミャンマーはまさにアジア最後の秘境だった、本当に素晴らしい場所だったなんていう話をしている。

ちなみに外国人がもっとも読んでいるロンリープラネットというガイドブックには、ミャンマー政府のことがそれはもうボロカスに書いてあって、いかにして政府にお金が渡らないように旅をするかというようなことまで書いてある・・・

そして旅なれた外国人の間でも、政治的信条によって行かないべきだという意見の人と、政治とそこに住んでいる人々や景色は関係ないという人と意見が真っ二つに別れている。

アジアの現状を実際に自分の目で見て、くまなく知っておきたい僕としてはどうしても食指が動いてしまう。

日本に居て報道を聞いている限り北朝鮮と同じくらい人が行っていない場所のように聞こえていたんだけれど、バンコクあたりからは普通に定期便も運行している。

ちょっと試しにビザのことでも調べてみようと思ったら、ジャーナリストの入国を制限している。

どういう仕事をしている人物か、名刺を持ってビザを申請しに来い、という徹底振りだ・・・

ということは、ミャンマー政府の一方的な言い分からすれば長井さんの件は仕方がないということになるんだろうか?

僕はここのところずっとシェムリアップにいたので大使館なんか存在していなかったけど、今は首都プノンペンなのでどこの国の大使館も勢ぞろいしている。

もちろんカンボジアのお隣の国ミャンマー大使館もあるってことで、ひとまずビザを申請しに行ってみた♪

ところがどっこい、入国ビザが取れるまで1週間かかるらしい。



はっきり言って僕にはプノンペンにそんなに滞在している用事も理由も無い、と思っていたら良い考えがうかんだ♪

ベトナムにも大使館があるはずだから、ベトナムにあるミャンマー大使館でビザを申請して、その間ベトナムをウロウロしておけばいいということに気がついた。

思いついたらいつものごとく善は急げなので、早速今からベトナムに移動することにした(笑)

ただし今回は突然なので飛行機が取れずバスでの移動・・・出来ることならバス移動は避けたかったんだけど仕方が無い。

というわけで今日でカンボジアは終わり、お昼過ぎにはベトナムです♪

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