もう負けない♪

大体においてせっかちで事前の準備が苦手というよりも、準備している間に物事を進めてしまいたくなる癖のある僕は、何かにつけていつもぶっつけ本番だ(笑) そんな僕が旅行をすれば事前に何らかの下調べなんかしているはずも無く、現地に到着してみてびっくりすることがよくある・・・

今回はそんな中でも準備や下調べ以前の超初歩的なミスをしていた。ホーチミンはベトナム最大の都市であって首都では無いってこと・・・知ってはいたけれど忘れていた(笑) 何が言いたいかって、ホーチミンにはミャンマー大使館なぞ無い、存在しないってこと。大使館があるのは首都ハノイ、ホーチミンから遠く北へ1800キロ彼方の都市だった。日本で例えるなら鹿児島と青森くらい離れているらしい。

まぁどのみちプノンペンからのバスならホーチミンに一度は行かないと駄目だったから別に良いんだけど。

そんなわけで今日の朝4時半にホテルを出て空港に向かい、朝一の飛行機に飛び乗ってハノイにやって来た。空港から出たところに止まっていたタクシーに乗って、とりあえずハノイ市内まで行ってくれと告げたところメーターを倒さずに走り出した。

運転手曰く「市内まで15ドルです」とのこと。ホーチミンでタクシーにやり込められた僕としてはそんな話を当然素直に聞くはずも無く、「メーターを倒せ」の一点張りの主張を続け、そのうち無理やり車を停車させてここで降ろせとトランクを勝手に開けて荷物を取り出した。運転手もメーターが壊れているとか言って一生懸命ごそごそやったりして、仕舞いには英語を話せるスタッフに電話を掛けて「空港から市内までは一律15ドルと決まっている」と説明させる始末。

「そんなもん関係あるかい!メーターがついてるんだから倒して走れ」といい続けて、きちんとメータが動く同じタクシー会社の別の車を来させてそちらに乗り換えた。インドやネパールのタクシーも結構強烈に値段を吹っかけてくる印象があったけれど、そこに騙しの要素まで入ってくるのがベトナムのルールだとわかった以上、僕が容赦する理由はどこにも無い。運転手はメーターを倒したほうが高くつくのにとかブツブツ言いながら車を走らせ市内に向かった。

ところで、その道中ホーチミンの旅行会社が出しているガイドブックを見てみると、どうやら本当に空港からハノイ市内までは一律料金の15ドルと決まっているらしい・・・。まぁ済んでしまったことはしょうがない(笑) 運転手さん、ごめんなさい。

結局ホテルに到着した時点でメーターに表示された額は14ドル強、僕の勝ちだ(笑)

しかしハノイという街はこれが同じベトナムかと思えるくらいホーチミンとは違う。景色も気候も歩いている人の人種も全く違って見える。カトマンズにも少し雰囲気が似ている気がするし、歩いている人の顔は明らかに中国系。きちんと四季があるそうで、今の季節になると夜は上着を着なければ寒い。近くに小さい湖があって、その周辺はフランス植民地時代の名残があって本当にかっこいい。

残念なことにこの国にはトゥクトゥクが存在していないようで、タクシーでウロウロするのもなんだか味気ない。そこで金銭的なトラブルが多いといわれているけれど、なんとも味のある乗り物シクロ(自転車タクシー)を利用して、市内を見て回ることにした。シクロの運ちゃんたちはみんなUSドルで値段を言ってくる。
それを大体3分の1とかに値切って、そこから今度はベトナムドンに計算しなおして更に値切る。アイフォンについている電卓機能がこんなところで大活躍だ(笑)
為替レートを相手と言い合いして自分のレートを押し通し、更にきりの良い数字まで値切って、それにチップなども後から請求させない。なんてったって日本のラテン系、大阪出身の僕にとって値段交渉は、まぁ生活習慣の一部だし(笑)

そんなことをやりながらも、きちんと目的のミャンマー大使館に行ってきた。
なんでかわからないけれど、ここの大使館ではビザが3日で取れるらしい・・・
やっぱりベトナムが共産圏の国だからなんだろうか?

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