カンボジアは急激に自動車の数が増えています。自動車に対する関税が100%になるため、日本で500万円くらいの車なら1000万円出さないと買えないにも関わらず、レクサスの新車の4WD(1500万円くらい)とかレンジローバーとかがあちこちに山盛り走っていて、一体みんな何でそんなに稼いでいるのか不思議になってくるような、一見お金持ちが増えています。
まぁ、そうやって景気が良くなっていくのは非常にいいことなんだけれど、つい最近までバイクに乗ってウロウロしていた層が急に自動車に乗り出してる。たまに小学生くらいの子供がバイクに乗ったりしているのを見かけるカンボジアは、きっとバイクの免許なんか誰も取ってないんだろうなと推測出来ることから察するに、自動車ももの凄く無免許運転の人が多いんだろうな、とw
いやもう、とりわけ僕が暮らしているシエムリアプは渋滞するほどの交通量じゃないにも関わらず、最近はいつもノロノロ運転しか出来ない。なんてったって、たくさんの車がアクセルを踏まずに走ってるからw これ、ほんとに大げさじゃなく、文字通り後ろを走っているかぎりアクセルを踏めない。
しかも片側2車線の道の場合は必ず車線を跨いで中央をゆっくりゆっくり、自転車に抜き去られるスピードで走ってる。そしてこういう人たちは、ミラーも見ないし周りも見ないから道を譲らないw さらにはブレーキも踏まないからゆっくり走ってる割に危ない、でも抜くのも一苦労ww
ベトナムのようなアグレッシブにみんなが我先を競ってるような運転も大変だけれど、ちょっとあのベトナム人の爪の垢を煎じてカンボジア人ドライバーに飲ませたくなることが、一日に20回くらいある、そんなカンボジアの道路事情をお届けしました。