秘境 ブースラ滝@モンドルキリ

モンドルキリの州都センモノロムにてコーヒー関連の視察を終えた我々は、休憩すればいいのになぜか全く休憩も取らず(きっとコーヒーの飲み過ぎでテンションが高かったためと思われる(笑))、次なる目的地ブースラ滝に向かうことにした。 以前の悪路と打って変りプノンペンからセンモノロムまでは綺麗に舗装されたワインディングロードが続いていたが、さすがにそこから先は全くの未舗装路だ。

そもそも赤土のカンボジアの大地は雨が降ると地面がぬかるみ、すぐにあちこちが陥没しそこに巨大な水溜りが出来、そこに雨水が流れこむ川が道路上に多数出現する。 時には水溜りというには既に大きすぎて池になっている場所もあるが、それを全て車で通り抜けなくては滝にたどり付くことは出来ない。 川に掛かる橋もこんなノスタルジックな鉄橋だ♪

こっちは4駆の車でも四苦八苦しているのに、現地の連中ときたらカブのようなバイクや2駆のおんぼろピックアップトラックで走り抜けていく・・・ こんな現地の連中もすごいが、以前はこんな悪路を10時間もかけないとモンドルキリまで来ることが出来なかったのにも関わらず、何度もここにやってきている兄貴を始めとする、途上国に長年住む人々は僕に言わせればかなりの変態だ。 絶対に頭のネジがかなり緩んでいるか、もう既に外れてどこかに行ってしまっているに決まっている(笑)

そもそもこの橋なんて橋とは言わんだろう・・・ これすらも現地の連中は『おんぼろカブ』に乗って走り抜けていくんだけどw

そんな悪路を走る抜けること1時間、ようやく辿り着くブースラ滝はまさに秘境中の秘境だ。

さすがの兄貴も以前にこの滝に来たときは乾季、今回に比べると雨が降っていないぶんまだ道路事情がマシな時に来たらしい。 今回は雨季真っ只中なので滝の水量が全く違って迫力があると言っていた。 せっかくここまで来るんだから迫力のある滝が拝めて良かった♪ そしてこの秘境中の秘境で時間を確認するためにiPhoneを取り出してみると、なんと電波がしっかりと飛んでいるじゃないか・・・ ツイッターで呟いちゃったりも余裕でできる♪ 以前チベット側のエベレストベースキャンプでも携帯電波がしっかりと飛んでいて驚いた記憶があるが、もはやこの世に本当の秘境など存在しないのかも知れないな・・・(笑)

ちなみに僕達のコーヒー効能はその時点でも全く切れること無く、何を思ったのかこのまま日帰りでプノンペンに戻ろうということになった・・・ 朝5時半にホテルを出てこの時点で午後5時。 そこからいくら道路事情が良くなったとは言え、街灯一つないカンボジアの山道を400キロも離れたプノンペンまで戻ろうというのだから、今から考えても正気の沙汰では無いのだが、カフェインパワー恐るべしだ(笑)

まぁ兄貴曰く『プノンペン-モンドルキリの日帰りは日本人初の快挙だろう』って事だから、それはそれで良かったのかも知れない。 どんなことだって『第1号は永久に抜かれることが無い』のだから・・・

・今回お世話になった、カンボジア在住14年『兄貴』のツイッター
http://twitter.com/PXY01205

ツイッターのフォローもよろしくです↓

Twitter Icon

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です