傷口

最近ブログを通じて知り合ったnonちゃんが整体診療院をやっていて、最近そこに通っているんだけど、彼女たちは患部に触ると以前骨折した場所などが判るそうだ。
骨っていうのは一度折れた場所が折れにくくなるように、周囲より太くなるらしい。
僕はそれを聞いて「あぁ傷口と同じだ。っていうか筋肉が大きくなるのも全部同じメカニズムだなぁ」なんて思った。
でも何より感じたのは、物理的な肉体に関してだけではなく目に見えない精神面も、付いた傷が治るほどに太く強くなっていくということだった。どんなに苦しいことも乗り越えてみると大したことじゃなかったように感じるものだけれど、乗り越えたときには以前より精神的にたくましくなっているのは、骨や傷や筋肉と全く同じはずだ♪
もちろん身体と同じように精神的にも元々から強い人と弱い人が存在するのは、全ての人に個体差があるから仕方が無いと思う。だからちょっとしたことでダメになってしまう人もいる反面、傷つくたびにより強くより太くなっていく精神力の持ち主たちがいる。
最近テレビで連日のように騒がれている小沢一郎など、典型的な後者のタイプだろう。もし今自分があの立場に置かれていたら、とてもじゃないが夜もオチオチ寝てられないだろうと思う・・・
一流のアスリートになるためには技術的な要素だけではなくて、当然に強く逞しい肉体が必要になるのと同じく、一流の政治家になるためには頭がいいとか顔がいいとか言う前に、強靭な精神力が何よりも重要なファクターだろう。そういう意味からすると、小沢一郎は超一流の政治家だと僕は思う。
小沢一郎の何が正しくて何が間違っているかは、それぞれの人の考え方があるだろうから僕は何も意見が言えない。ただ一つ言える事は、今の日本からこのような強靭な精神力を持ち合わせた政治家を失ってしまうことになれば、これからさらに日本は沈み続けていくことになるっていうことだ。

そもそも国政というものは文字通り国家を運営していくことにあって、今や諸外国を相手に数十兆円、数百兆円という金を奪い合いながらも国民の安全を考えていかなければならない仕事だ。もちろんそこには様々な暴力が見える形見えない形問わずに襲い掛かる・・・
その陣頭に立っている人間をわずか4億円くらいの金が不正に流されたようだからといって、逮捕して政権を転覆させようとしていることに僕は非常に強い恐怖を感じている。
もちろん僕はこの不正な金に関して法的に正しのか間違っているのかをジャッジする立場に無い。ただ、もし検察側の主張どおり小沢氏が100%有罪だったとしても、仮にも国民の投票により選ばれた人物を政治的に抹殺するということは、民主主義の大原則である国民の権利を踏みにじっていることにならないんだろうか?
我々国民に政治家を選ぶ権利はあるけれど、検察官などの役人を選ぶ権利はどこにも無い。

今、小沢一郎に引導を渡すことが出来るのは有権者のみであって、検察官と言ったところで僕たちと同じ一票を持つに過ぎない一有権者のはずだ。それがどうして司法試験をパスした国家公務員だからというだけで、有権者が選んだ現職の政治家を意図も簡単に逮捕できる特権を持っているんだろう・・・
もし今、小沢一郎が逮捕されて政権が変わるようなことになったとすれば、もはやこの国に民主主義という概念は存在しない。
明治維新以来とまで言われた初めての国民による政治改革が、役人という国民に選ばれていない特権階級の判断によって覆るようなことになるのならば、もはや日本は北朝鮮のことを笑っていられない国になってしまうだろう。


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傷口」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: ゆうちょ銀行と米国債 | 僕、カンボジアに住んじゃいました

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