日本語教師とカンボジア人

プノンペンで日本語のフリースクールをやっている、藍さんという人がいる。
本人はプノンペンから遠く離れたボンテイミンチェイとかいうところにある大学で
日本語を教えている、僕とは比べ物にならない本物の日本語教師だ。
藍さんの教え子たちが、シェムリアップでフリースクールをやっていたり
カンボジアにも詳しそうなので、今回会って色々と話を聞いてみる事になった。
シェムリアップでフリースクールをやっているフィルンはもうすでに紹介されて
一度会って、彼のフリースクールにも足を運んだことがある。
藍さんがフィルンと一緒に宿まで迎えに来てくれたので、あわてて玄関に下りていくと
見知らぬカンボジア人に「こんばんわ」と挨拶された。
僕はトゥクトゥクのドライバーだと思い、適当に会釈して表通りに向かって
10メートルほど進んだときに、はたと気がついた・・・
「もしかして、今、横に日本人が一緒に立っていなかったか??」
僕は絶望的に人の名前と顔が覚えられない...日本人の名前と顔でも本当に覚えられない。
好きな女の子の顔ですら間違えることがあるんだから、カンボジア人の顔はもう不可能に近い(笑)
大慌てで引き返したら、やっぱりフィルンと藍さんだった。
いったいどうやったら人の顔が覚えられるようになるんだろう???誰か教えてほしい、マジで。
まぁ、そんなこんなでみんなでカンボジアBBQを食べに行ったわけだけれど
藍さん曰く、僕のことを『小太りのメガネかけたおじさんが出てくるのか』と思っていたらしい。
まぁ、普通はそんなとこだろう。
趣味は献血と裁判の傍聴とおっしゃる藍さん、中々のツワモノ。
完全にフィルンと師弟関係が出来上がっています(笑)
カンボジア人はお人よし過ぎる、と藍さんも言っているけれど
このフィルンもやはり異常に人がよさそうな顔をしている。

そもそも自分の収入から生活費を切り詰めて、フリースクールをやったり
27歳にして、カンボジアを何とかしたいと真剣に考えているなんて本当に頭が下がる思いがする。
アジア中に散らばるこういう連中を、一括してサポートしていく組織を作るのが僕の目標だ。
その後さらにもう一人、カンボジアで日本語ガイドをやっているヴィーという奴が来た。
なんとも調子のいい奴だ♪ もう一つの典型的なカンボジア人かも知れない(笑)
だいたい僕でも言わないようなお世辞が次から次へと、日本語でポンポン出てくる。
まぁ、もっとも僕はお世辞が言えないタイプであることも確かだけれど。
ちょっと来週は場所を変えて、フィルンの学校やバンダレイミエンチェイまで足を伸ばして
藍さんの教えている大学まで行って見る予定だ。

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