農地と食糧の未来

先日、カンボジアならではのバタバタに巻き込まれながらも(バタバタについて詳しくはこちら→洋行カンボジア)、撮影した僕のプレゼンテーション映像が出来上がりました。今回はその第一部、ということで様々なデータを見ながら、世界の人口や農地、食糧について未来はどうなっていくと予測されるのか、ということについてお話させていただきました。

実は僕も数年前までは、日本という国は豊かな四季、水、土壌などあらゆる環境に恵まれた世界的にも有数の農業国家である、と思っていました。ところがその真実は、世界最大の農業貿易赤字を抱える国、だったのです。特に僕たちが日常口にしている様々な農作物の多くが、日本国内では生産すら出来ず100%輸入に頼っているものも多数存在しています。しかも外国産の農作物には、決して安全では無いようなものが混じってしまうこともあり得ます。

そう言うと、多くの人はもっと日本国内の農業政策に力を入れるべきだ!と主張しますが、僕は日本の高い地価や人件費、そして現在の法整備や様々な利益構造など、簡単に解決出来ない問題が山積しているので、すぐに何かがドラスティックに変化することは無いと思っています。だからこそ、多くの人に海外での農業にもっと興味を持っていただきたい。海外で安全な食糧を生産し調達することの可能性に注目して貰いたい、と考えているのです。

次回のこのプレゼンテーションでは、日本以外の国々の投資家たちが、これからの農地や食糧の未来をどう捉えているのか、ということを実際の彼らの投資行動から推測していきます。ぜひ御覧ください。

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