蘇州強行軍@雨男

暑かったり寒かったりと、あまりの気温の変化に体調を崩しそうな3日間はあっという間に終わりを告げ、みんなは日本へ僕はバンコクへと向かう日がやって来た。みんなの日本行きのフライトは午前9時頃、反対に僕のフライトは午後の9時頃とかなりの差がある日程となってしまい、寂しく一人みんなを上海で送り出すことになった。
昨日の夜からえらく天気が悪いなと思っていたら、案の定みんなが日本に向けて飛び立った頃から完全な雨模様になった。さすがは僕・・・伊達に長年雨男をやっていない(笑)
いよいよ食うに困ったら、干害に悩む国で『雨乞い師』でもして生計を立てようかと本氣で考えている・・・
まぁ、そんなことはいいとして、自分のフライトの時間までに蘇州まで行ってみようかなどと思っていたけれど、雨がかなり降っていたので近場の南京路でブラブラとして様子を見ていた。

やっぱりこうやって写真を見ても、巨大な心斎橋通り商店街っていうイメージだ(笑)
ちょうどこの写真を撮った午後2時頃に雨があがってきたので、とりあえず蘇州に行ってみることを決めた。ところが上海近郊のガイドブックは全て持ち帰られてしまっていて、蘇州に何があるのか、どうやって行けばいいのかさっぱり分からない(笑)
たしか電車で行けるっていうことを聞いていたので、タクシーに乗って蘇州行きの電車が停まる駅まで行って欲しいと告げた。ところが「そしゅう」と日本語で発音しても全く伝わらず(まぁ当たり前だが・・・)、うろ覚えの漢字で書いて伝えることに(笑)
いやはやこの筆談っていうか、漢字で書いて意思の疎通が出来たときの快感ってけっこう良い感じだ♪ これだけは他のどの国に行っても味わえない。
行き先を告げたはいいが、運転手はほとんど英語が話せない、なのに一生懸命「蘇州までタクシーで行こうよ」ってなことを言ってくる。元々僕も向こうに行っても動きようが無いなぁとも思っていたので、とりあえず値交渉をしてみることに・・・
ここでその運転手のおっちゃんは、すかさず『英語が話せる』という触れ込みの友人に電話をして、僕との通訳をさせることにした。まぁ、あくまでも触れ込みってだけの英語力ではあったのだが・・・(笑)

上海―蘇州間の往復約200キロと蘇州での観光、上海のホテルに戻って荷物をピックアップして上海プートン空港まで、いくらで行ってくれるのか、という交渉だ。事前に僕が分かっている情報としては『初日のプートン空港からホテルまで約200元(2800円)かかった』ってことくらい。

彼の主張はメーター料金で1000元を超えるから、ディスカウントして900元で行くとのこと。対して僕の提示した価格は400元(笑)「ホテルから空港まででも200元はかかるのに、いくら何でもそれは無理だ」って言っているし、彼の主張にどうやら嘘はなさそうだったので、最終的に550元と煙草一箱で手を打った♪

結局時間的に留園という場所しか行くことが出来なかったけれど、蘇州に来たのは正解だった。

やっぱりこういうイメージのところに来ると、中国に来たっていう気持ちになる。

ここからが留園の写真


上海の豫園に比べると人も少なく、静寂な雰囲気がとても素敵だ♪

盆栽も明らかに中華味(笑)

これが中国3大石のひとつらしい。
あらゆる『とんでもないもの』が揃う中国の中で、3本の指に入るってことは相当なもんなんだろう・・・僕にはよくわからんが(笑)


滞在時間1時間半で蘇州を後にして、最終目的地の上海空港に到着したときにメーターが指していた料金は1160元。っていうかこのメーターの料金との差額の辻褄合わせは問題無いんだろうか・・・?他人事ながらその方が気になった(笑)


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蘇州強行軍@雨男」への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    素敵な写真と素晴らしい旅行の武勇伝楽しませていただきました!やっぱり筆談で通じるんですよね!いいなぁ私も中国行きたい!もっと多くの人に中国やアジアに興味をもってもらいたいです。
    雨乞いのビジネスも成功することを祈ってます(´艸`)
    これから旅行お気をつけて!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >龍 鳳(りゅう ほう)さん
    どちらかというとハプニングを楽しみにしている要素が強いのかも・・・(笑)
    なにも起らないと不完全燃焼です。。。ある意味馬鹿ですよね(笑)

  3. SECRET: 0
    PASS:
    >のら V.さん
    なんだかんだ言ってみたところで、やはり日本の文化のかなりの部分は中国から来ている、ということを痛感します。中国がお父さんで、日本が跳ねっ返りの息子って感じなのかも(笑)
    のらさん、ぜひ一緒にアジアを盛り上げましょう!
    俺が雨乞い師になったら、のらさんの漫画の途上人物にしてくださいね♪

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